ガザ、史上最悪の残虐戦争 | tokaiama20のブログ

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 10月7日、イスラエルが意図的にガザ国境警備を撤収し、イスラエルの目論見どおり、ハマスに、音楽祭に集まったネタニヤフ法改悪反対派の若者を大量虐殺させ、それを口実にしてガザ殲滅破壊作戦を開始した。

 まさに911テロと同じ、典型的なユダヤ人による偽旗作戦なのだが、イスラエルの史上最悪の欺瞞を追求するメディアは、個人ジャーナリストのごくわずかしかいない。
 大手メディアは、もしユダヤ人を敵に回せば、何が起きるのかに恐怖し、事件から二ヶ月を経て、イスラエルによる凄まじい残虐行為が次々に明るみに出ても、ネタニヤフの欺瞞と残酷を批難する報道を避けている。

 ユダヤ人を批判したメディアに起きること。マルコポール事件。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 日本のメディアでも、イスラエルの偽旗作戦を指摘する者はほとんどいない。
 極右ジャーナリストで知られる長谷川幸洋が、それをほのめかしている程度だ。
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6093721.html

 日本には、昔、たくさんいた土性骨の座った本多勝一や岡村昭彦、沢田教一のようなジャーナリストはほとんどいなくなってしまった。
 ただ、田中龍作だけが現地に入って真実を伝えている。
 https://tanakaryusaku.jp/2023/12/00030057
 だが、田中も生きて日本に戻れる可能性は大きくない。イスラエルはジャーナリストを意図的に殺戮しているからだ。

 田中の言うとおり、まさにイスラエルはナチスのホロコーストと同じことを実行している。パレスチナ先住民を皆殺しにして、土地を占有する「民族浄化作戦」なのだ。
 これを報道しないジャーナリズムは、まさにホロコーストに加担していると判断するしかない。メディアなど名乗る資格は、まったくない。

 イスラエルは、自分たちが資金援助して育ててきたハマスの行為を口実に、ガザを地上から消してしまい、住民を皆殺しにしようとしている。生き残った者はエジプト、シナイ半島に追い出そうとしている。
 シナイ半島は無人の砂漠地帯なので、ここで生きていける条件は存在しない。追い出して滅亡するのを待つわけだ。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/869cd384f9154d45dd80e0f4a8bccf0f7be80f28

 10年以上前から何度も書いてきたが、「2000年前に先祖が住んでいたから、パレスチナはユダヤ人のもの」という屁理屈は真っ赤なウソだ。
 今イスラエルに住み着いている自称ユダヤ人たちは、実はニセユダヤ人である。
 彼らは白人種コーカソイドであり、AD700~900年に、黒海東岸のハザール国にいた人々の末裔である。
 国ぐるみ、突然ユダヤ教に改宗を宣言し、ユダヤ人を名乗るようになったのだ。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB
  
【ドルトマルが864年に書いたマタイ伝の注釈の中で、ハザールの改宗にふれているので、864年以前であることは確実であろう。アラブのマスウーディーはハザールの王(ベク)がハールーン・アッ=ラシード(在位:786年 - 809年)の時代に、ユダヤ教を受け入れ、ビザンツ帝国やムスリム諸国から迫害を受けて逃れてきたユダヤ教徒がハザール国に集まったと記している。10世紀のコルドバのユダヤ人ハスダイ・イブン・シャプルトがハザールのヨシフ・カガンに宛てた手紙、いわゆる『ハザール書簡』において、「ブラン・カガンが夢の中で天使に会ってユダヤ教に改宗したが、民衆が新しい宗教を信じなかったので、ベクが尽力してユダヤ教の普及をはかった」という記述がある。ブラン・カガンの時代だとすると、730年 - 740年頃ということになる。以上のように、改宗の時期や理由は断定することはできないが、9世紀初頭と考えるのが妥当なところであろう 】

 私は、イエス・キリストがイスラエルの市場から叩き出した「マムシの子ら」=「利子をとる銀行業務を始めたパリサイ人」たちが、旧約(「申命記」23.20)の拘束を受けないハザール国に、新たなユダヤ教を持ち込んだと考えているが、今のところ、確実な証明はない。

 ハザール国は、黒海東岸のグルジア(ジョージア)付近にあったと考えられているので、今イスラエルを占領しているコーカソイドたち、自称ユダヤ人の本当の先祖地はグルジアだと考える。
 彼らをアシュケナージユダヤ人と呼んでいる。これに対し、パレスチナ先住民は、スファラディと呼ばれる黒髪、黒瞳の、モンゴロイド系の人々であり、ホンモノのユダヤ人の子孫だと考えられる。

 したがって、「2000年前に自分たちの先祖が住んでいたから、自分たちには暴力的にでも住む権利がある」と主張しながら、パレスチナ先住民を虐殺している現代イスラエル人たちは、自分自身をも欺しているニセモノユダヤ人なのだ。

 彼らは、旧約聖書創世記における「神との契約」を持ち出し、「約束の地」に帰還する義務があると信じている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0

 これは、北はユーフラテス川と南はナイル川に挟まれたサウジ全土に匹敵するほどの広大な土地で、ユダヤ人は神と約束したのだから、必ず、この土地に帰還しなければならないとし、世界に散った「失われた十支族」を探し出して、無理矢理帰還させるアミシャーブを、イスラエルの国家プロジェクトに設定している。

 この土地を「グレーターイスラエル」と呼んでいて、「シオニズム」という概念は、エルサレムの小さなシオンの丘を指すのではなく、グレーターイスラエル全体を指すといわれる。
 このシオニズムのため、ここに住んでいる先住民を戦争の恐怖で追い出さねばならないのだ。

 核心部にある国は、イラク・シリア・レバノン・ヨルダン・イスラエルであり、イラクは、モサドの仕業が明白になっている911テロによって、ユダヤ人国家アメリカが、武力を用いてフセイン国家を破壊し、アメリカの事実上属国に変えた。

 シリアは、「イスラム国」という奇っ怪な残虐ゲリラ組織が登場し、シリア国民数十万人を外国に追い払ったが、その最高指導者バクダディが、モサド工作員のサイモンエリオットであったことをスノーデンが暴露した。
 https://www.mag2.com/p/news/121966

 今は、モサドの言いなりになるだけのアサド独裁政権の天下になっている。ちなみにアサドにはサウジ王家と同じユダヤ人疑惑が持たれている。
レバノンでは、首都ベイルートで不可解な核爆発にも匹敵する巨大爆発が起きて、やはり数十万の人々が海外に脱出した。

 ヨルダン王室も、ユダヤ人疑惑がある。イスラエルと公式外交関係を持つ、グレーターイスラエル唯一の国である。だが、この先、イスラエルと敵対的関係が芽生えれば、シリアやレバノンと同じように破壊されるだろう。
 グレーターイスラエルの、サウジを除く国では、すべて先住民が追い出されるような恐ろしいイベントが実行されている。

 イスラエルにとって、一番邪魔なのが、イスラエルの本体の土地に住む先住民パレスチナ人である。
 ネタニヤフは、人道を完全無視し、残虐の限りを尽くすガザ住民皆殺しの殲滅作戦を開始した。まるでナチズムの再来といっていい。
 この実態を、「地球の記録」インディープが取り上げているので紹介する。

 ガザの空爆は「20世紀すべての紛争においての最大の民間人殺戮のひとつ」であることがイスラエルの新聞のデータで判明 2023年12月11日
 https://earthreview.net/largest-civilian-massacre/

 20世紀の紛争で最悪の民間人の死亡率
 10月7日に武装組織ハマスがイスラエルを襲撃したことから始まった、ガザでの紛争は、イスラエル軍の「無差別の空爆」という非常に凄惨な事態に至っています。
 パレスチナの周辺国によるイスラエルへの攻撃も効果的になっているとも思えず、一方的な、ガザへの無差別攻撃が続いています。

 最近の報道では、ガザの死者数は 1万8000人に迫る勢いであり、そして、その 70%が 女性と子どもだと報じられています。
 (記事)イスラエルの攻撃によるガザの死者数が1万7000人を超える。犠牲者の70%が子どもと女性 BDW 2023年12月10日
 https://nofia.net/?p=16353

 また、ガザで「四肢切断にいたった子どもの数が、900人を超えている」と現地で治療にあたっていた医師が記者会見で述べています。
 (記事)ガザで四肢切断の子どもの数が最多で 900人にのぼると現地で治療に当たっていた医師が発表 BDW 2023年11月29日
 https://nofia.net/?p=16043

 そんな中、英国のガーディアン紙が、イスラエルの新聞ハアレツの報道を伝えていましたが、そのデータによると、
 「ガザの空爆の死者に占める民間人の割合は、20世紀の世界のすべての紛争の平均より高い」
 ことがわかったと報じていました。
 
 現代史上で類を見ない民間人の大殺戮となっていることが示されているわけですが、しかし、イスラエルにしてみれば、もともと、この戦争は、「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることが流出した書類でわかっていますので、その通りに動いているということになります。
 以下の記事に書類の内容等があります。

 (記事)戦争の目的は「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることがイスラエル情報省からの流出書類で判明 In Deep 2023年10月31日
 https://indeep.jp/first-ethnic-cleansing/

 世界は、この民族浄化戦争に対して、何ら実効的な措置は講じられていません。そして、イスラエルもやめる気はまったくないようです。ですので、まだまだ一般人への殺戮は続いていくと見られます。
 ガーディアンの報道をご紹介します。

 ガザ地区の空爆による死者の61%は民間人であることがイスラエルの研究で判明
Civilians make up 61% of Gaza deaths from airstrikes, Israeli study finds Guardian 2023/12/09
 https://www.theguardian.com/world/2023/dec/09/civilian-toll-israeli-airstrikes-gaza-unprecedented-killing-study

 データによると、死者に占める民間人の割合は、20世紀の世界のすべての紛争の平均よりも高い。
 イスラエルによるガザ空爆作戦は、民間人の死傷者数という点では近年で最も無差別なものであることが、イスラエルの新聞が発表した研究で明らかになった。

 イスラエルの新聞ハアレツの分析は、イスラエル軍が 12月9日にガザ北部の支配を強化するために戦い、ガザ市シェジャイヤ地区を爆撃する一方、イスラエル軍が人々に伝えたエジプトとの南国境にある町ラファへの空爆も実施した中で発表された。
 過去 24時間の完全な死者数は不明だが、ハマスが運営する保健省によると、ガザ中央部デリ・アルバラの主要病院は 71人の遺体を受け入れたと報告し、62人の遺体が南部主要都市カーンユニスのナセル病院に搬送されたと報じた。

 ハアレツは、イスラエルオープン大学の社会学教授ヤギル・レヴィ氏による分析を発表し、2012年から 22年にかけてガザで行われた初期の 3回の作戦では、空爆による死者の総数に対する民間人の死者の割合が約 40%であったことを明らかにした。

 しかし、現在の作戦「鉄の剣」では、最初の 3週間で、死者総数に占める民間人の割合は 61%に上昇し、レヴィ氏はガザ地区のイスラエル軍にとって「前例のない殺害」だったと述べた。
 レヴィ氏によると、この比率は 20世紀の世界中のすべての紛争における民間人の平均犠牲者数よりも大幅に高いという。

 レヴィ氏は以下のように結論付けた。
 「大まかな結論としては、大規模な民間人の殺害はイスラエルの安全に何の貢献もしないだけでなく、イスラエルをさらに損なう基礎も含まれているということだ」
 「故郷の廃墟と家族の喪失から立ち上がるガザの人々は、いかなる安全保障体制も耐えられない復讐を求めるだろう」

 この調査は、イスラエル・パレスチナのメディアである +972マガジンとヘブライ語の報道機関ローカル・コールによる 10日前の調査を裏付けるもので、この調査では イスラエルは、ガザの人々がハマスの支配者に反旗を翻すことを期待して、意図的に一般人の住宅街を標的にして民間人に大量の犠牲者を出していることが判明している。

 この数字は、12月8日の停戦を求める国連安全保障理事会の投票に拒否権を発動したことで世界的な批判と孤立に直面しているバイデン政権にとって不安な読みとなるだろう。

 10月7日のハマスによるイスラエルへの致命的な攻撃に端を発した戦争開始以来、米国はイスラエル軍に対し、標的を選択する際により(攻撃目標を)選択的にするよう説得しようとしており、そして、イスラエル国防軍は、ガザの民間人の死亡者数が一貫して高いにもかかわらず、米国の勧告に従っていると述べている。

 ヒューマン・ライツ・ウォッチは、米国がイスラエルに武器と外交支援を提供し続けることで「戦争犯罪に加担する」危険があると述べた。
 アムネスティ・インターナショナル米国事務局長のポール・オブライエン氏は、「米国の拒否権発動により、米国政府は恥ずべきことに、ガザにおける膨大な民間人の苦しみ、驚異的な死者数、前例のない人道的大惨事に背を向けることになる」と述べた。

 サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウード外相は 12月8日夜、ワシントンでアントニー・ブリンケン米国務長官と会談し、人道支援を届けるために停戦を確立するための「緊急措置」を求める圧力を維持した。

 しかし、国連や他の援助機関は、たとえ人道支援のトラックがガザ地区に進入しても、ガザ南部での地上攻撃と全体的な治安の欠如により、物資の配布が妨げられているとしており、そして、飢餓と病気は蔓延している。

 イスラエル国防軍は 12月8日の人質救出の試みは失敗に終わったと発表した。首席報道官のダニエル・ハガリ海軍大将は、「部隊はハマスの拠点を襲撃し、人質の拉致と捕虜に参加したテロリストを排除した」と述べた。
 同氏は、この任務でイスラエル兵 2人が重傷を負い、人質は救出されていないと述べた。
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 引用以上