利根川・荒川水系を上水源としている東京都民に起きること | tokaiama20のブログ

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 阿修羅掲示板に、私も見落としていた「東京都水道水」の放射能検出値についての情報があったので紹介する。ただし、今から10年前、2013年のものだ。
 2023年現在、2011年のフクイチ事故以来、放射能汚染水を飲まされていた東京都民が、約10年前後といわれる癌の潜伏期間を経過し、放射能をイニシエータとする発癌が起きるタイミングになっていて、発癌の因果関係を政府や医学界が隠蔽矮小化しているため、今振り返る必要があると思う。

 東京・関東の水道水、311前の2000倍の検出限界値&安全基準値はアメリカの約2700倍!
 http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/224.html

yuuhatugan001


 http://ameblo.jp/64152966/entry-11382520527.html
  東京・関東の水道水、311前の2000倍の検出限界値&安全基準値はアメリカの約2700倍!
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 東京のある一人の女性の方より
 ■東京にいる者として 正直、木下氏のレポートさえかなり甘いです。
 このところ、スタッフの肌の劣化が一様に激しく体調不良も多々。犬も突然転ぶ、血糖値の急上昇、ウイルスや菌類もないのに便に鮮血混じり…。全て客先でのここ2週間内の情報。

 水道水飲ませている家庭は顕著です。生態濃縮、かなりヤバイ。
--------------- 以上、引用終わり -------------
 東京の水は、安全なのか? ND(不検出)のうそ
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1419.html
一部引用

 ヨウ素131・セシウム134・セシウム137に関するものに関しては、水道水は測定値が概ね0.2Bq/kg未満の場合に「ND(不検出)」と表示されます。
 0.2Bq/kg未満⇒200ミリベクレル/リットル
 過去は、どうなっていたのだ?
 (*元記事では、ここに上に表示されている図が載っています。http://blog-imgs-51.fc2.com/p/f/x/pfx225/20121015150056b17.jpg )

 環境放射線データベース
 東京の水2  大気圏内核実験、中国の核実験、チェルノブイリの事故、それらをはるかに上回る。昔は、1ミリベクレルじゃないか、つまり0.001ベクレル。
 よく見たら、0.5ミリベクレルの時が続いて、2010年は不検出、きっと検出限界は0.1ミリベクレル以下なのだろう。
 そして、今、2000倍の検出限界となる。
--------------- 以上、引用終わり -------------

 平和をめざす翻訳者たちさんからより
http://www.tup-bulletin.org/modules/contents/index.php?content_id=935
一部引用
 私の住んでいるコロラド州でも、3月30日、デンバーの水道水から1リットルあたり0.17ピコキューリーの放射性ヨウ素131が検出された。これがどのくらいの値なのか、日本の水道水の汚染度と比べてみた。
 3月23日に東京の水道水から検出された ヨウ素は1リットルあたり210ベクレル。これをピコキューリーとして換算すると、約5670ピコキューリーとなる。デンバーの水道水に含まれるヨウ素の約3万3千倍だ。

 驚いたのが、水道水に関する日米の安全基準のおおきな隔たりだ。米国環境保護庁(EPA)の定める飲み水の最高汚染基準値は3ピコキューリー。
 日本の原子力安全委員会が定めた水道水の基準値は300ベクレルだが、これを換算すると約8100ピコキューリーとなる。つまりアメリカの基準値の約2700倍なのである。
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 引用以上
 東京都水道水が極めて危険であることは、これまで友人のCDクリエーション鈴木さんが、たくさんの測定レポートを出して警戒を呼びかけてきた。
 https://cdcreation.grupo.jp/blog/4385479

https://cdcreation.grupo.jp/blog/4383519

https://cdcreation.grupo.jp/blog/4329075

 東京都と周辺自治体の供給する水道水のセシウム汚染が、どれほど凄まじいものか、上のリンクの測定結果を自分の目で見て確かめていただきたい。
 (「べくれてねが」という、ありえないマイナス4桁精度をうたう安全デマ専門のインチキ測定所から、根拠のない誹謗中傷を受けたが)

 ところが東京都水道局は、検査を行っているが、セシウムは検出されていないと言い張っている。
 https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/shinsai/qa.html
Q1  水道局では、どこの水道水を測定しているのですか?
A1  東京都水道局では全ての浄水場(所)の浄水(水道水)について、定期的に測定を行っています。測定結果は、こちらをご覧ください。
Q2  水道局以外でも、都内の水道水の放射性物質を測定しているのですか?
A2  東京都健康安全研究センターでは、新宿区百人町の水道蛇口から採取した水道水の放射性物質を毎日測定し、その結果をホームページで公表しています。
<水道水の測定結果編>
Q3  水道水に放射性物質は含まれているのですか?
A3  放射性セシウムは、平成23年3月22日の測定開始以降、全く検出されていません。放射性ヨウ素は、福島第一原子力発電所の事故当初は検出されましたが、半減期が短く(約8日)、平成23年4月中旬以降、検出されていません。
Q4  水道水の放射性セシウムの基準値は何Bq/kgですか?
A4  平成24年4月から、食品衛生法に基づく飲料水の基準値が10Bq/kgに設定されたことを受けて、水道水については放射性セシウムの管理目標値として10Bq/kgが設定されました。
    管理目標値の設定や超過時の対応等の詳細については、平成24年3月5日付厚生労働省健康局水道課長通知「水道水中の放射性物質に係る管理目標値の設定等について(PDF233KB)」をご参照ください。
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 引用以上

 東京都は、上の説明で、水道水1kg(㍑)あたり10ベクレルを管理基準にしていると述べている。検査の検出限界はkgあたり0.2ベクレルだという。フクイチ事故前は1kgあたり0.001ベクレルだった。東電フクイチ事故を受けて、東京都は、検出限界を2000倍に設定したことになる。(ゲルマ器は㍑0.1ベクレルが検出限界だが、濃縮すればいくらでも精度を上げることが可能=100㍑濃縮にすれば0.001ベクレルまでOK)

 もちろん、これは東京都民の健康への配慮ではなく、東電の株価を守ろうとして、放射能汚染を話題にさせない原発推進有力者たちによる隠蔽工作というしかない。
 そもそも、水は人間の体に最も馴染みやすく、すべて吸収されて内部被ばくを起こしやすい物質であり、普通の人なら一日3リットルを経口摂取し、さらにシャワーや入浴でも皮膚経由で放射能を取り込みやすい。

 「命の水」から毎日3リットル=30ベクレルも体内に入ったなら、
 以下は、セシウムが毎日10ベクレルずつ体内に入ったとき、どの程度蓄積するのか、ICRPが作成した計算モデルだ。
 https://www.gakushuin.ac.jp/~881791/housha/details/CsInBody.html

yuuhatugan02



  成人が毎日10ベクレル約1年半で平衡して体内に1400ベクレル蓄積することになる。
 30ベクレルなら三倍だ。
 これだけのセシウムが体内に入ると何が起きるのか?
 https://www.youtube.com/watch?v=GniGDEpNxjk&ab_channel=%E7%8C%AB%E9%A3%AF%E3%81%AF%E6%B5%9C%E3%81%AE%E8%96%AB%E3%82%8A%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

 https://www.youtube.com/watch?v=dyke8xWvqgU&ab_channel=%E7%8C%AB%E9%A3%AF%E3%81%AF%E6%B5%9C%E3%81%AE%E8%96%AB%E3%82%8A%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

 事故後「猫飯プロ」が、体表で0.5マイクロシーベルトを超える人々を複数撮影しているが、全員、お亡くなりになったと聞いている。この方たちは、キロあたり数万ベクレルの内部被ばくが推定されていた。
 毎日1000ベクレル以上を体内に入れたなら一年後には1万ベクレルを超えるのである。
 日本政府が設定した水道水1kgあたり10ベクレルという基準値は、ECRR関係者が内部被ばくジェノサイドだと驚愕したという話を聞いたことがある。

 毎日、東京都水道水から数ベクレル以上、内部被ばくで蓄積してきた東京都民に何が起きるのか? 
 以下に、チェルノブイリ事故から10年後に何が起きたのかという京大グループの報告がある。
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Yr95-J.html#:~:text=%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%9A%EF%BC%8C%E4%B8%96%E7%95%8C,%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%93%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%81%8C%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%8E

 ベラルーシ保健省の報告によれば,同国でもっとも汚染されている地域では,事故前に比べて,肺ガン,胃ガン,泌尿器系の疾患を含む発病率全体が51%増加した.
 ウクライナの公式データによれば,チェルノブイリ原発事故後の10年間で,事故の影響で14万8000人が死亡した.

 ウクライナの子供たちの状況はきわだっている.ウクライナ保健省付属小児・産婦人科学研究所の統計資料は,放射能汚染地域に居住している子供たちの発病率が事故前に比べて増加し,また現在も増え続けていることを示している.同時期にウクライナ全体では発病率は6%低下しているにもかかわらずである.

 一部の汚染地域では事故後の10年間で主な病気の発病率が1.5倍~2倍に増えた.ひどく汚染された地域では,内分泌系の疾患,血液関連疾患,造血器官の疾患,先天異常,腫瘍が2~3倍に増加した.なかにはこれらの疾患が全ウクライナ平均値の14~20倍に達する地域もある.小児の甲状腺ガンの発病率は激増した.1986年までは年に2~3例観察されていたものが,1989年にはウクライナで小児甲状腺ガンが200例発見されたというふうに.

 放射能汚染地域で小児にもっとも頻繁に見られる病気は,Ⅰ,Ⅱ段階の甲状腺肥大,消化器官の疾患,カリエス,鼻咽頭の疾患,神経系の疾患,貧血,自律神経失調症,呼吸器官の疾患,心臓の疾患,アレルギー性疾患,くる病である3.

 ウクライナでは出生率が1986年の1000人当り15件から11.4件に低下した(死亡率は1000人当り13.4件である).ウクライナのキエフ州,ジトーミル州,チェルニゴフ州,他地域(合わせて11州)の75の放射能管理地区では事態はとくに深刻だ.これらの地域での子供たちの死亡率の数値は全ウクライナ基準値の1.6倍~2倍に達している4,5.

 小児・産婦人科学研究所のデータでは,妊婦の検査によって妊娠の困難,異常出産などの増加が示されている.貧血や妊娠中断の危険が1.5倍~2倍に増加している.すでにチェルノブイリ原発事故後の1年間に出産時の出血例が2倍見られている(各々3.5%,7.5%).近年,この数値は9.2%に増加している.さらに,高汚染地域に居住している妊婦に,心臓・循環器系の疾患,肝臓の疾患,神経系の失調症の数が増加している6.

 妊婦の35%に,胎児の成長の遅れが観察されている.このことは胎児の甲状腺機能が悪化している可能性を示している.
 最近3年間でウクライナのジトーミル市の子供の健康データは著しく悪化した.ジトーミル市の医療関係者の報告によると,未熟児の生まれる割合が増加した.生後1年未満の幼児の2人に1人が生命の危険にさらされている.チェルノブイリ原発事故当時に生まれていた子供のうち,健康とみなされているのはわずか38%だけである.子供たちの発病率は27%も増加した.

 小児脳性麻痺,腫瘍疾患の子供のグループが著しく増加した.1992年から1994年にかけて,ジトーミル市では脳腫瘍の子供が毎年2人記録され,94年には8人になった.ジトーミル市の子供の間で,甲状腺機能亢進症,自己免疫甲状腺炎が共和国平均の4倍も記録された.

 ウクライナの首都であるキエフ市の子供たちも,放射能の最初の直撃により被曝をうけた,特別なグループである.14歳までの子供の発病率は1000人当り1554.5件で,ウクライナの全国平均は1308件である.個別の病気を比較すると,キエフ市の子供の精神的障害は1000人当り40.2件(ウクライナ全体30.0件),呼吸器系疾患995.4件(ウクライナ全体743.1件),慢性気管支炎8.4件(ウクライナ全体4.7件),気管支喘息4.6件(ウクライナ全体2.8件)で,さらに消化器系疾患の増加も認められる.

 しかしながら,とくに注目すべきことは,ウクライナ,ロシア,ベラルーシの3国に共通して小児の甲状腺ガンが増加していることである.ベラルーシの子供たちがもっとも多くこの病気にかかっている.世界保健機関のデータによれば,1966年から1985年までの間に小児甲状腺ガンが21例登録されたのに対して,1986年以降今日までの間に379例が記録されている.1986年から1989年にかけて小児甲状腺ガンの手術は18例,1990年には29例,1991年は59例,1992年は66例である.1995年は上半期だけで46例の手術が行われた.

 1995年12月の世界保健機関のデータによればロシア,ウクライナ,ベラルーシの3ヶ国で680例の小児甲状腺ガンが登録されている.ヨーロッパの甲状腺調査研究グループのデータに従うと,これはほんの始まりで,今後30年間のあいだに数1000人の子供が甲状腺ガンにかかるという.

 前述の発病率と死亡率の増加,とくに汚染地域に居住している子供における増加は,チェルノブイリ原発事故発生のまさに直後に彼らが被曝し,現在いろいろな病気に侵されつつあることを示している.そして,何1000人などという数ではなく,ソ連共産党中央委員会政治局事故対策作業グループの機密文書に明らかなように,何100万の人々が被害にあったという事実を物語っている.チェルノブイリ原発事故の日から遠ざかれば遠ざかるほど,人類はこの惨事の結果,ロシア,ウクライナ,ベラルーシ民族の次世代の遺伝子への被害,そして全世界の環境への影響についてより多くのことを知ることになるであろう.
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 一部引用以上

 以下に、米軍ABCCの後継機関、放射線影響研究所が発表した広島原爆による被害調査を紹介する。これには、原爆被曝による発癌の具体的性質が示されている。

yuuhatugan01








 原爆被爆者における部位別のがんリスク
https://www.rerf.or.jp/programs/roadmap/health_effects/late/site/

 被爆者のデータは、放射線が事実上すべての部位におけるがんの過剰リスクを増加させるという見解と合致している。部位別リスクは、性別と被爆時年齢により異なるので、図1ではそのような差について調整し、被爆時年齢30歳(男女平均)の人が70歳に達した時のリスクとしてデータを示すことで部位間のリスクを比較している。これらの条件下では、全固形がんを合わせた過剰相対リスク(ERR)は、1Gyの放射線被曝で47%である
  簡単にいえば、事故から10年後に起きやすい発癌部位は、
 ①膀胱がん ②乳癌 ③肺癌 ④脳腫瘍 ⑤甲状腺癌 ⑥卵巣がんなどである。
 放射能汚染水を「安全」として飲まされ続けてきた東京都民に、この種の発癌が起きているとすれば、それはフクイチ事故の放射能汚染によるものだ。
 これでも、あなたは原発が必要だと信じているのか?