まだ危ない福島の農産物、安全になるのは300年後 | tokaiama20のブログ

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 フクイチ事故直後から、「めげ猫タマの日記」が11年にわたって、一貫して放射能汚染の危険性を訴え続けている。私と同じように、原発推進派から「デマ認定攻撃」を受け続けてきたが、明確な根拠を土台にした主張であり、断じてデマではない。
 政府も原子力産業も、彼らに雇われた原発推進ネトウヨたちも、実は科学的根拠など存在せず、自分たちの利権のために、我々を排除しようとしてきただけだ。彼らこそ「安全デマ」の塊である。

 今回は、「食べて応援、あの世行き」2022年版を紹介する。すでに10回以上も更新を続けている。
 これが、国や福島県、原子力産業が大声で訴え続けている実害のない「風評被害」なのか、それとも、福島に住んで、その農産物を食べることで、たくさんの人が死に続けている実害があるのか?
 判断するのは、あなただ。

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 福島産、食べて応援、あの世行き(2022年1~10月)
 http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-4212.html

 福島県の10月中の人口動態が発表になったので、各年1-10月の葬式数を集計してみました。すると、福島産を許容する方が約67%の福島県郡山市・三春町の各年度から1年間の葬式(死者)数は
 2010年1月から10月(事故前)2,627人
 2022年1月から10月(今年) 3,196人
 で22%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約11兆分の1でした。一方で福島産を許容する方は約7%の福島県相馬・南相馬市の葬式(死者)数は年間の葬式(死者)数は
 2010年1月から10月(事故前)1,076人
 2022年1月から10月(今年) 1,117人
で、あまり変わりません。

 図に示す様にICRPが公衆の被ばく限度とする年1ミリシーベルトを超えた地域が広がっています。原発事故から11年半てすが福島は汚染されています。食べてよいか心配です。



 これについて、自公政権は、福島(産)は「安全」であり、避ける行為を「風評被害」と呼んでいます。でも、信じて良いか不安です。福島原発事故がおきるまでは自公政権は原発は安全と主張していました。

 福島県も同様です。でも大爆発です。そこで(=^・^=)なりに調べてみることにしました。福島産を許容する地域とそうでない地域を比較し、差が無ければ福島産は「安全」、差があれば「安全」とは言えないです。
 福島県にあるひらた中央病院は、福島産米や野菜について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。 

 表―1 福島産を許容するかのアンケート結果
 

 
 郡山・三春で許容される福島産米

 福島県は福島を7つの生活圏に区分しています。県中地域に属する郡山市・三春町、相双地域に属する相馬・南相馬市をひとまとめにして比較してみることにしました。
 表から計算すると、郡山市・三春町では福島産米や野菜を共に許容する方は67%です。一方で相馬・南相馬市では7%です。同じ福島県内でも地域によって福島産に対して温度差があります。

 以下に各年1月からの10月の郡山市・三春町の合計の葬式数を示します。 
事後に葬式が増えた郡山市・三春町
 ※1(1)を各年1月から10月までの10ヶ月で年間で集計
 ※2 震災犠牲者は(11)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 郡山市・三春町の葬式の推移



 図に示す通り事故後に葬式が増えています。福島産米と野菜を共に許容する方が67%の福島県郡山市・三春町の葬式(死者)数は
 2010年1月から10月(事故前)2,627人
 2022年1月から10月(今年) 3,196人
 で22%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約11兆分の1でした。
 
 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 有意差検定表
 

 以下に各年1月からの10月までの相馬・南相馬市の合計の葬式数を示します。
事故後も葬式があまり変わらない相馬・南相馬市


 ※1(1)を各年1月から10月までの10ヶ月で年間で集計
 ※2 震災犠牲者は(11)により、行方不明を含み、関連死を含まず

 福島産米と野菜を共に許容する方が7%の相馬・南相馬者)数は 
             2010年1月から10月(事故前)1,076人    
             2022年1月から10月(今年) 1,117人    
 で、あまり変わりません。無論、統計的な差もありません

 以下に各年1月から10月までのいわき市の葬式数を示します。


 事故後に葬式がそこそこ増えたいわき市
 ※1(1)を1月から10月まで10ヶ月1年間で集計
 ※2 震災犠牲者は(11)により、行方不明を含み、関連死を含まず 



 福島産米と野菜を共に許容する方が37%のいわき市の葬式(死者)数は 
 2010年1月から10月(事故前)3,289人
 2022年1月から10月(今年) 3,573人
で9%増えています。郡山市と相馬市・南相馬市の中間でしょうか?
 
 以下に表―1および図―2~4から作成した、葬式(死者)数の増加率と福島産米や野菜を共に許容する方の割合をまとめました。
福島産を許容する地域ほど増える葬式
  図―5 葬式(死者)数の増加率と福島産の許容割合



 図に示す様に福島産を許容する程に葬式(死者数)が増えています。以下に相関図を示します。
直線に並ぶ福島産許容率と死亡増加率の相関
 ※(1)(8)を集計
 図に示す様に1直線です。
 (=^・^=)は福島産、食べて応援、あの世行き(2022年1月~9月)と思ってしまいました。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 このような記事を書くと、御用学者はフクシマ産は検査で安全が確認されると言いそうです。以下に海産魚の検査結果を示します。

 他では見つかっても福島産海産魚からは見つからないセシウム



 ※1(13)(14)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日または購入日

 図に示すように他ではセシウムが見つかっているのに、福島県が検査した福島産か海産魚は3,572件連続で検出限界未満(ND)です。
 海はつながっているのに、汚染源がある福島産海産魚からだけ見つからないのはおかしな話です。海産魚などの福島産農水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表を見ると概ね福島県農林水産部に属する福島県農業総合センターが実施しています。
 中立性に疑問があります。検査で安全が確認されるとするなら、福島県の検査は正しいとことが必要ですが、そのような根拠がありません。
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 引用以上

 福島県産農産物を優先的に販売した大規模小売りチェーンとしてはドンキホーテとサイゼリヤがある。いずれも安さを売り物にしているが、大手のチェーン店が、放射能汚染を警戒して福島産に手を出さないでいることで出荷価格が下がっていることを幸いに、優先的に販売している。

 私も、ドンキホーテで良く買うのだが、生産地の表示がないので、危なそうな野菜や肉には手を出さない。サイゼリヤは、福島県が拠点で、自家生産農場を抱えているので、福島産を使わないわけにはいかない。確かに安くて魅力的なのだが、上の記事を参考に長い目で判断する必要がある。

 また、大相撲協会が、優勝報償として力士に与える商品のなかに、2013年以降、福島県産米1トンや伊達あんぽ柿など、たくさんの福島県産食品があった。
 この結果、何が起きたのか?
 稀勢の里や照ノ富士、白鵬など優勝を重ねて福島県産食品を大量に授与された力士たちが、一人の例外もなく筋肉や靱帯の障害に苦しむようになり、引退を余儀なくされた力士も多いことで、私は大相撲協会と福島県をブログで糾弾し続けた。
 2020年をもって、なぜか福島県産食品授与が廃止され、以来、障害例の報告も消えた。

 フクイチ事故後、活躍したスポーツ選手 大谷も清宮も犠牲者 2018年12月29日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828087.html

 稀勢の里引退 2019年01月16日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828034.html

 大相撲の優勝力士に、福島産食材と、福島米1トンを報償として与えることを始めたのは2013年初場所からであった……2019年07月04日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827889.html

   大関陣全滅! 2019年07月17日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827902.html

   またやった! 福島米を与えられた大相撲優勝力士の靱帯・筋断裂 2019年09月24日
 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5827844.html

 まだ、たくさんあるが、とりあえず列挙しておくが、大相撲の激しいスポーツに従事し、健康の頂点にあるような力士たちが、フクイチ事故前は聞いたこともない、筋肉靱帯の激しい障害を受けて長期休養や引退を迫られた。
 大谷翔平でさえ、放射能汚染の激しかった鎌ケ谷の日ハム宿舎を出て、アメリカの安全な食事を得られるようになって、本来の能力を発揮することができている。

 こんな食事を放射能汚染地帯で、毎日食べていれば何が起きるのか?
 その答えが、20%上昇した死者だが、私は、この数字も少なすぎて、政府が統計を操作して矮小化している疑いを強く持っている。
 福島がセシウム137,ストロンチウム90の汚染から解放されるのは300年後だ。プルトニウムは、さらに20万年後になる。