ロシア制裁によるエネルギー危機に対して「原発再稼働を」声高に叫ぶ連中が続出している。
「原発再稼働」世論に変化、反対が半数割り込む 30代以下はさらに… 3月15日
https://withnews.jp/article/f0220315001qq000000000000000W0di10701qq000024432A
「今停止している原子力発電所の運転を再開することに、賛成ですか。反対ですか」。東京電力福島第一原発事故から11年になるのを前に、朝日新聞社は2月19、20日、全国世論調査で原発再稼働への賛否を質問しました。
賛成は38%(21年2月調査は32%)、反対は47%(同53%)でした。16年7月から調査方法を変更しており、単純には比べられませんが、同じ質問をしてきた13年6月の調査以降、初めて反対が半数を割り込みました。最近の5回の調査を中心に、どのような変化があったのか詳しく見てみました。(朝日新聞記者・四登敬)
再稼働に反対と答えた人の割合が最も多かったのは18年2月の調査で、61%です。
この調査から今回までの全体結果をみると、反対は18年が61%で、19年、20年は共に56%、21年は53%でした。徐々に反対の割合は減っています。ちなみに17年以前の調査では、反対が53~59%の間を行ったり来たりしていました。
次に、賛成です。18年は27%で、19年は32%となりますが、翌20年は29%に下がり、21年は32%に戻っていました。17年以前の調査では、賛成が25%まで落ちることもありましたが、基本的に3割前後でした。
このように、全体としては反対が賛成を上回るものの、18年以降は賛否の差が縮まる傾向にあります。
再稼働反対は「女性>男性」だけれども……
次に、男女別の変化を見てみます。
再稼働に対しては、女性の方が常に男性より厳しい目を向けています。同じ質問をしたすべての調査で、再稼働に反対する割合は、女性が男性を上回っていました。逆に、賛成は毎回、男性が女性を上回ります。
男性は、20年2月の調査は賛成38%、反対52%で、同じ質問をした13年6月の調査からこの年までは、毎回、反対が賛成を上回っていました。しかし、21年は賛成45%、反対44%でほぼ並び、今回は賛成が48%で、反対の42%を上回りました。
女性は、今回までのすべての調査で反対が賛成を上回っています。ですが、18年の調査から今回まで5回の調査を見てみると、賛成は18年の17%から今回は28%に増え、反対は18年の70%から今回は52%に減っています。
福島とチェルノブイリの記憶あっても……
年代別では、2011年の福島第一原発事故のほか、1986年のチェルノブイリ原発事故が起きた時のことを覚えている人も多いと思われる、50代と60代の変化が目を引きます。
どちらの世代も、再稼働に反対の人の割合が賛成を上回っていますが、18年と今回の調査を比べると、50代は反対が63%から46%に減り、賛成は27%から41%に増えました。60代は反対が68%から50%に、賛成は20%から38%になりました。
賛成が反対を上回った世代もあります。
18~29歳は、18年は賛成34%、反対60%でしたが、19年には賛成51%、反対41%になりました。20年は賛成、反対とも44%で並び、その後は賛成が反対を上回っています。
30代も、20年までは反対が賛成を上回っていましたが、21年には賛成と反対が43%で並び、今回の調査では賛成44%、反対40%になりました。
今回の調査では、食料品や光熱費などの値段が上がったことで、生活への負担を感じるかどうかも質問しました。
この質問への回答と再稼働の賛否の回答を重ね合わせると、負担を「感じる」層で再稼働に反対と答えた人は49%で、賛成の37%を上回りました。
光熱費の値上げによる負担を感じる人の間でも、原発の再稼働に反対する人は賛成する人より多いと言えます。生活への負担感について「それほどでもない」と答えた層でも、再稼働賛成は41%、反対44%です。
ただ、全体として再稼働の賛否の差は狭まる傾向にあるほか、ロシアのウクライナ侵攻の影響も加わって原油価格の高騰が長引けば、再稼働の意識に影響を与える可能性もあります。
原発の建設から廃炉までのコストや使用済み核燃料の保管、福島第一原発のような事故発生のリスクと、目の前の様々な値上げを見比べた時、原子力発電所の再稼働はトータルとして高くつくと考えるのか、安いと感じるのか。有権者の意識が今後、どのように推移するのか注目していきたいと思います。
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引用以上
放射能に痛めつけられている日本で、なぜ、こんな原発推進の世論動向が出てくるのかといえば、原発に関する情報が操作され、正しい情報が教えられず、人々が気分の良くなる世界、お花畑の世界しか知らないからである。
本当の現実は、業火に包まれ焼け死のうとしているのに、「暖かい風が吹いている」と洗脳されて、それを信じているのだ。
2011年に起きた福島第一原発事故は、「もう終わった……死者は一人も出なかった」という政府とマスコミの情報操作、真実を決して伝えない「お花畑報道」によって、そう思い込まされている気の毒な日本人が過半数を占めてるだろう。
原発推進側は、「金儲けの論理」に都合の良い情報しか出さない。金儲けに都合の悪い負の情報、例えば、原発によって生まれる「核廃棄物」が、未来永劫、数十万年も地球上の生物を蝕み、子供たちの未来を奪ってしまう事実など、決して教えられない。
「例えば、原発の破局事故(メルトダウン)は、1000万年に一度しか起きない」
https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/428
https://ameblo.jp/hitusatu/entry-11504965534.html
この、あまりにも真っ赤すぎるウソによって、政府も原子力産業も、学会も、日本国民を極悪のウソで洗脳してきた。実際には、70年の原発史で7回起きた。つまり破局事故が10年に一回起きている。
大半の国民が、今のロシア国民の多くが、「ウクライナ侵攻はウクライナ国民の求めに応じて行われている」と信じているのと同じで、「原発がそんなに安全なものなら推進すべきだ」と思い込まされてきた。
「原発の運転コストが、すべてのエネルギーで一番安い」という信じがたい詭弁も同じだ。
https://www.greencoop.or.jp/genpatsu/img/kj20170601_2.pdf
経産省のコスト計算に、事故処理費、廃棄物処理費、国による自治体への買収工作(補助金)資金などは、まったく含まれていない。原発以外の電力では、そんな幽霊コストは発生しないから。つまり、完全なインチキ計算である。
福島第一原発事故は、すでに公称25兆円の賠償を含む処理費が使われていて、将来的には100兆円どころか1000兆円かかる可能性もある。それでも被災者を本当に癒やすことはできない。放射性廃棄物を処理することもできない。原発50K圏の汚染された土地は、数百年経過しても二度と使うことはできないのだ。
だが、真実を伝えようとすれば、お花畑世界を望む人々がそれを頑なに拒絶する。
せっかく気分の良い世界だけを見て、美しさに陶酔して生きていたいのに、この世界を悪く言うなどとんでもない……被曝によって恐ろしい現実が起きている……ことばかり書く東海アマは、とんでもない犯罪者だ、追放せよというわけで、私はツイッターから永久追放された。
だが、本当に追放されるべきは、真実を強引にこじ開けようとする私ではなく、人々の目から隠し、密かに、自分たちの金儲けに奔走する、資本家たちであり新自由主義者たちである。
私は、ロシアによるエネルギー封鎖問題から、必ず原発推進、再稼働の世論が出てくると思っていた。というより、原発推進のために、むしろ世界最大の原発推進勢力であるダボス会議=ビルゲイツらの陰謀によって、ロシアの暴走が起きているのではないかとさえ疑っている。
2ちゃんねる創始者の「ひろゆき」さえも、原発再稼働を叫び始めた。
ひろゆきよ、おまえは、そこまで馬鹿だったのか?
ひろゆき氏「原発を動かす以外ない」エネルギー“ロシア依存”解消の動きに持論 3/13
https://news.yahoo.co.jp/articles/bde634fb16e309b5b082bd376d934f5debc46d0a
ロシア軍が占拠したウクライナのチェルノブイリ原発。電源の喪失により放射能漏れの危険性が懸念される中、通信は今も途絶えたままだ。占拠を続けるロシア側は「ベラルーシからの供給により電力は復旧している」と発表しているが、IAEA(国際原子力機関)は「確認できていない」としている。
さらに6日、ウクライナ当局は「ハリコフにある核物質を扱う施設、物理技術研究所がロシア軍の攻撃があった」と発表。10日に開幕したEU首脳会議では、ロシアへの追加制裁や、ロシア産エネルギーへの依存度低下などが議論されている。
相次ぐ核関連施設への攻撃に、国際社会から非難が集まっているロシア軍のウクライナ侵攻。一方で、今回の侵攻によって、ヨーロッパのエネルギー事情が変わっていくのではないかといった見方もある。
ニュース番組『ABEMA Prime』では、ウクライナ侵攻に伴うエネルギー政策への影響について、専門家とともに議論を行った。
エネルギーアナリストの大場紀章氏は「ロシアから石油や天然ガスの輸入をストップしても、代わりに生産する国が存在しない。今アメリカが輸入禁止と言っているが、そこに制裁する側の全て国が同調することは、原理的に不可能だ。
つまり、ロシアの化石燃料に依存していたからこそ、この事態において柔軟な対応ができないとも言える。ただ、原子力を持っていれば、それだけエネルギー自給率が高くなるので、その分、ロシアの言うことを聞かずに済む」と述べる。
ドイツへの影響
特に欧州はロシアへのガス依存率が高い。ウクライナ侵攻後にいち早くロシアからパイプラインを停止したドイツは、脱原発の期限を延期するも「実現困難」と結論づけた。ウクライナ国内にはドイツの自動車産業における下請け会社も多数あり、影響は深刻だ。
この状況にネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏は「原発を動かすという答え以外ない」とコメント。「時間の問題で、後は国民がいかに納得するか。どう時間をかけるかだと思う。
日本はまだそこまで電気代が上がっていないようだが、もうドイツは電気代が2倍になっていたり、スペインも上がって、フランスでもちょこちょこ上がり始めている。電気代を考えたら『核や原子力発電所って良くないよね』と言っている場合ではない」と見解を示した。
番組司会のテレビ朝日・平石直之アナウンサーが「原発回帰が加速するのか?」と質問すると、ひろゆき氏は「加速というか、原発回帰をしない限り、もう電気代が払えない。フランスは電気代が高くなった分、国民に補助金を配っている。フランスではなんとかやっているが『もうそんな金ねえよ』という国もある。原発に戻るのは、もう確定していて、それがいつなのかという話だ」と述べた。
原子力発電所の再稼働に向け、日本でもエネルギー安全保障の議論が行われている。これまでは地震・津波対策が重点的に見られてきたが、非常事態時に原発が攻撃対象になるリスクが加わるとなると、また別の対策が必要なのではないだろうか。
大場氏は「すでに今の審査基準の中に『テロ対策も入れなければいけない』という事項が入っている。原子炉への攻撃を防ぐというよりは『攻撃されたときに安全に停止できる補助的な施設を作りなさい』という内容だ。今、再稼働している原発の半分くらいにはその審査基準がついている。再稼働するためには設置する計画がないといけない。今後は原発が攻撃を受けた場合に、安全に停止するような仕組みは作られることになっている」と解説した。
また、ひろゆき氏は「もともとシェールガスがアメリカでバンバン出てきたときに、中東は原油価格を下げてシェールガスの会社を倒産させていた。倒産させて、その会社を中東の会社が買い取った。原油を出そうと思ったら、いくらでも出せる説があるではないか。世界が原子力発電を増やす、再生エネルギーを増やすとなると、長期的に石油利権が弱くなってしまうので『じゃあ原油価格を下げるわ』という形になって、結局、原油価格はそこまで上がらないのではないか」と大場氏に質問。
大場氏は「なぜ脱ロシアをヨーロッパの国々が考えているかといえば、2000年を過ぎてから北海油田の生産量がどんどん減少してきて、ロシア依存度が高くなったからだ。
そういう危機感が背景にある」と経緯を説明。その上で「お金さえ出せばもっと掘れるのであれば、北海油田をもっと生産すれば良かったという話になる。
アメリカもシェールオイルをどんどん出せるのであればいいが、どんどん見つかっていたかつての時代は終わり、埋蔵量も若干下方修正された」と語った。
また、大場氏の見解では、中東もそこまで埋蔵量はなく「そうでなければサウジアラビアが『石油産業からの脱却する』とわざわざ言う必要はない」と述べた。
ウクライナ侵攻によって危ぶまれているエネルギーの供給。限られたエネルギーをどのように調達し使うか、それぞれの国が考えていく必要がありそうだ。(『ABEMA Prime』より)
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引用以上
この議論の根底にあるのは、「現在の生活水準を守るためには、エネルギー安定供給が必要」という思い込みだ。
なにがなんでも、現代のエネルギーに依存した文明生活を守りたい、そのためには、原発再稼働もやむを得ないという理屈を押しつけているわけだ。
かつては、現在使われている、火力・水力・原子力発電など存在しなかったが、人々はちゃんと生き続けてきた。自動車も新幹線もなかったが、人々はちゃんと移動していた。
エネルギーは、自然の循環のなかにある倒木や枯枝を燃して調理し、暖をとった。無理に明るくせず、暗くなれば寝て、明るくなれば起きて仕事するという自然のサイクルに依存した生活をしてきた。
人間が最低限生きてゆくために必要なエネルギーは、どれほどなのか?
私の住む過疎の田舎の山から、真夜中に大都会を望むと、深夜でも、まるで大火災が起きているように明るい。その明るさは、生活を守るためのものではない。資本主義と金儲けを守るためのものだ。
そして、そのために原発稼働が必要だというなら、それによって、何を得て何を失っているのか誰か考えたことがあるのか?
ひろゆきよ、おまえは、再稼働されるMOX核燃料の後始末がどのようなものか、少しでも知っているのか?
MOX使用済み核燃料は、膨大な崩壊熱のために500年間、強制冷却が必要であり、さらに100度以下になれば、巨大な穴蔵に押し込めて数十万年も保管しなければならない。
もしも、その核廃棄物が生活圏に漏れ出したなら恐ろしいことが起きる。「マイナーアクチノイドを主体とした汚い核物質」が、全生物に襲いかかるのだ。
使用済み核燃料の冷却期間が500年とは、あまりにも無茶苦茶だ! 2021年06月03日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1514.html
ひろゆきよ、おまえは、日本政府や原子力産業が、これから500年間、安定して続くとでも思っているのか? とんでもない話だ。
今回のロシア侵攻のような恐ろしい事態が、人類には数十年おきに襲いかかってくる。だから、世界最長の安定政権は、家康の江戸幕府であり、それは270年に満たない。
もしも、核廃棄物を管理する組織が崩壊させられたなら、その後、パンドラの箱は放置され、野に放たれる。
あらゆる生物に襲いかかり、奇形や発癌、遺伝子障害をもたらし、未来を奪うのだ。
そもそも、原発や国家、戦争というのは組織の産物だ。組織というものは、たくさんの人々が対等の関係で、自由にものを言える環境ならば健全に機能するが、もしも独裁が成立するなら、それは孤立の王国となって必ず暴走をはじめる。プーチンのように。
そもそも、ロシア革命の主体となった共産主義思想は、マルクス・エンゲルスが作った理論だが、二人ともユダヤ人だった。そして、世界で初めてそれを実現したレーニンもユダヤ人だった。
ボルシェビキのほぼ全員、トロツキーもブハーリンもユダヤ人であり、スターリンでさえそうだ。そしてプーチンもまたユダヤ人だった。
https://tocana.jp/2021/10/post_222938_entry.html
https://blog.goo.ne.jp/marugao/e/b773ceed3411ea65f7e12dd0a0a7bbd5
アシュケナージ・ユダヤ人たちの基本理念はタルムードから来ている。
それは「自分たちは神に選ばれた選民だから、世界に君臨できる。他の人々は、自分たちに奉仕するゴイム(家畜)にすぎない」というものだ。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html
その思想的根幹、「自分たちのような優秀な人間が世界を支配する」という選民主義、優越主義であり、これがレーニン共産主義の思想的根幹であり「優秀だから何をするのも許される」=世界を支配することも……という思い上がった発想である。
これは、すべてのユダヤ人に共通していて、プーチンのような独裁者に実に都合のよい屁理屈であり、だからこそ共産主義が成立したのだ。
原子力開発もまた、同じ発想から生まれたものだ。
だが、本当の人間は、馬鹿だ。人間は、馬鹿阿呆でありながら、対等の人間関係によって、それを是正して、道を外れていることに気づき引き返すことができる。
孤立せず、他の人々との交流のなかで、はじめて真実の道を歩くことができる。
だが、組織のなかで権力が大きくなり、独裁化したなら、どうなる?
それは、まるで深い山中の一軒家で誰とも対話せずに孤独な生活を送るのと同じで、誰の意見も得られず、自分を是正することさえできなくなる。
プーチンという超絶権力者は、23兆円という世界最大の大金持ちとして、自分は世界に君臨する帝王だと思い込んでしまった。その妄想を「アンタは裸の王様にすぎない」と諫めてくれる人もいない。いれば、ただちに殺してしまうからだ。
まるで豊臣秀吉の最期と同じだ。自己肥大妄想に棲み、すべてに猜疑心を持ち、自分の心のお花畑を荒らそうとする者を許さず、殺してしまうのだ。
原子力産業も、しょせんはお花畑の世界にすぎない。それは、電力と引き換えに、あまりにも多くのものを失う。子供たちの未来を失うのだ。
原発がなくとも、電気がなくとも、我々は昔のように生きてゆけるにもかかわらず、現代文明と自分たちのお花畑を維持するために、子供たちの未来を奪うことを正当化しようとしているのだ。
ひろゆきはじめ、ほとんどの原発再稼働論者は、放射能被曝の本当の恐ろしさを知らない。医師でさえ知らない、1990年頃、医学界は被曝カリキュラムを廃止してしまったからだ。だから「医療被曝は被曝ではない」などと、愚かすぎる決めつけの下で、無意味で患者に致命的負荷を与える被曝医療を続けているのである。
原子力産業は、放射線生物学の真実をねじ曲げた。原点にある、ベルゴニー・トリボンドーの法則さえ知らない無知な自称専門家が大半なのだ。
我々は、原発再稼働を絶対に許してはならない!