チェルノブイリ認知症と、異常な交通事故の激増 | tokaiama20のブログ

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 過去に、ほとんど聞いたことのない異常な交通事故、昔では考えられなかった運転中の意識喪失による事故が激増している。

 愛知 小牧で車両20数台が関係する事故 11人けが 2021年12月10日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211210/k10013382741000.html?utm_int=word_contents_list-items_004&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85

 集団登校中の小学生に車接触 走り去る 児童5人けが 静岡 菊川 2021年12月9日
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013381231000.html?utm_int=word_contents_list-items_010&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85

 保育園児の列に車 園児7人けが 運転男性は意識不明の重体 愛知 2021年12月9日
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013381321000.html?utm_int=word_contents_list-items_008&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85

 タクシー時速65kmで歩道に突っ込んだか 死亡の運転手 書類送検 2021年12月9日 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013381271000.html?utm_int=word_contents_list-items_009&word_result=%E4%BA%8B%E6%95%85

 「気付くのが遅れた」横断歩道で10歳の女子児童をはねてけがをさせた(飯舘村の)女を現行犯逮捕<福島県伊達市>
 https://www.fnn.jp/articles/-/280516

 1人が意識不明の接触事故の取材中… 3台が絡む追突事故も発生 会津坂下町で事故相次ぐ<福島県>2021年11月17日 
 https://www.fnn.jp/articles/-/272008

 「身体的機能の低下の自覚」福島県の運転免許自主返納は2021年は5775件に 2021年12月10日
 https://www.fnn.jp/articles/-/283478

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 巨大放射能汚染事故のあったチェルノブイリ周辺では、ちょっと考えられないような不注意、集中力欠如から来る異様な交通事故が激増したことが知られている。
 
   ロシア/ウクライナの交通事故がやばすぎる! 衝撃映像まとめ 路上致死必至 危険運転防止 2018/11/12
 https://www.youtube.com/watch?v=i-4KikeIGAQ

 ロシアの交通事故映像集 2011/11/28
 https://www.youtube.com/watch?v=9CLbMfNDQig

 視聴していると、普通の交通常識では理解できない、異常な認知機能の低下を見ることができる。
 すでに、チェルノブイリ事故三国では、「チェルノブイリ認知症」という、被曝者の認知機能低下による問題が明らかにされている。

 被曝により一番ダメージを受けるのは脳である → 神経細胞が死滅し萎縮する
2012年07月16日
 https://ameblo.jp/sunamerio/entry-11304383369.html

『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』(岩波書店)
 https://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-14685

 2012-04-17 チェルノブイリ認知症
 https://ameblo.jp/fairytree/entry-11225505922.html

 認知症と放射線被曝 2021年11月16日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1677.html

 チェルノブイリ事故が起きてから、退役軍人など50万人以上が後始末に駆り出され、彼らを総称してリクビダートルと呼んでいる。
 ロシア政府は、彼らのうちに死者は一人も出ていないと主張しているが、実際には、大半の人々が余命を十歳以上も削られる深刻な疾患のなかにいる。
 現在まで生き延びているリクビダートルは、非常に少ないと指摘されている。

 彼らの多くに癌リスクが生じているのだが、実はそれよりも、「チェルノブイリ認知症」
と呼ばれる精神的疾患が報告されている。
 リクビダートルの、ほぼ全員が、事故後30年を経て、認知機能低下に苦しんでいる。
 そして、チェルノブイリ周辺国では、上の交通事故動画に見られるような、認知機能低下が原因になっているとしか思えない異様な事故が頻発している。
 それは、現在、日本で起きている不可解な事故の増加と共通するものだ。
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低レベル被曝の特殊性とリクビダートルへの影響 ロシア科学アカデミー・生物化学物理研究所(ロシア)
 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Burla-J.html

 以下、ごく一部だけ引用

 チェルノブイリ原発事故がもたらした破局的事態の特徴は,放出された放射能の総量,汚染地域の面積,住民や事故の処理に参加した人々の大量の被曝だけではなく,事故初期の非常に強力な“ヨウ素の打撃”と,以前には絶対的に安全と考えられていた低レベルの慢性的被曝を数100万の人々がうけ続けていることにある.

 最新の研究によると,低レベル被曝は細胞に長期間継続するさまざまな変化をひき起こし,その結果細胞機能に変化をもたらすこと,そして低レベル被曝で生じるプロセスは高レベル被曝によるものとは異なっていることが明らかになっている.
 低レベル被曝では,線量・効果関係,つまり被曝量の増加にともなう効果量の変化のしかたが直線型とは顕著にずれており,それゆえ,高レベル被曝で得られた結果を外挿して低レベル被曝のリスクを評価することは不適当である.

 こうした事情から,チェルノブイリ事故以前の放射線生物学は,事故がもたらすであろう健康影響を予見できなかったし,また子供や大人における病気の増加に対して有効な予防手段をとることができなかった.

 ここ数年の医学的な調査と基礎的な研究の結果は、これまで絶対的に安全だとしていた低レベル被曝に対するわれわれの考え方に変化をもたらし,また,原子力産業や放射性廃棄物埋設などの問題に関する態度にも変更をせまるものであった.

リクビダートルの健康状態に関するこれまでのデータ

 旧ソ連最高会議のチェルノブイリ事故調査委員会の活動を通じて,リクビダートル(事故処理作業)に従事した人々,および放射能汚染地域に住む子供と大人たちの健康状態について,さまざまな医療機関からの報告を入手した.
 そのデータの詳細は,「チェルノブイリ原発事故:原因と結果」の第2巻1に示してある.

 ここでは,そうした報告の基本的な結果について簡単に述べておこう。1986-1990年のすべてのレポートには,放射能汚染ゾーンでの作業の後にリクビダートルに観察された健康状態の変化が報告されている.
 たとえば,サンクトペテルベルグの軍医学アカデミー病院では,数100人のリクビダートルの検査が行なわれている.

 チェルノブイリでの作業の後に彼らに現れた疾病でもっとも多かったのは,高血圧症(20.8%),慢性胃炎(14%),神経系失調(12.2%),虚血性心疾患(3.7%),慢性肝炎(1.8%),慢性気管支炎(1.8%),胆汁管障害(1.2%)などである.
 軍医学アカデミーには,すべてのリクビダートルの健康状態について事故以前の何年か分の情報があるため,これらのデータの信頼性はきわめて大きい.
 モスクワの研究所(ロシア保健省・診断治療研究所,泌尿器科研究所)もまた,軍隊に動員されリクビダートルとして作業にあたった人々を調べている.もっとも頻繁に現れた疾病は,内分泌・神経系,心臓循環器系,消化器系,骨格筋系,男性生殖器系などの障害である.
 甲状腺機能の長期間観察では,調べられた人々の10%に機能変化がみられた.

 アルメニア共和国保健省の放射線医学研究所では,約1100人のリクビダートルが登録され,健康状態の追跡調査が実施されている.
 1987-1990年の観察結果は,神経系疾患の増加傾向(1987年に31%、1990年に51%)を示している.また,消化器系や呼吸器系の疾患も増加している.さらに,リクビダートルの免疫状態に規則性をもった変化が生じている.細胞の免疫力が明らかに低下しており,これにはT細胞性免疫の低下が関係している.

 ウクライナの国家登録には18万人のリクビダートルが登録されている.内分泌系と免疫系の疾患が,とくに男性において毎年顕著に増加している.1990年の男性の罹病率は,1988年に比べ3.7~7.1倍になった.血液・造血器官の疾患は,男女ともに増えていて,1990年には1988年の5倍になった.神経系と循環器系の疾患は1988年の2~3倍に増加している.

 当時の医師たちが,被曝量10~20センチグレイ(100~200ミリグレイ=シーベルト)のリクビダートルたちに対して,被曝の影響をみいだせなかったことに注意する必要がある.
 多くの場合,25センチグレイ以上をうけたリクビダートルのグループでは,かなり大きな罹病率がこれまで述べた疾患で認められている.ところが,リクビダートル全体では明白な線量・効果関係を示していない.
 リクビダートルに関する当時のもっとも大きな情報源は,ソ連時代に設立された全ソ地域登録で,そこにはロシア、ウクライナ、ベラルーシのリクビダートル22万6900人が含まれていた2.

 全ソ地域登録データによると,リクビダートルの全罹病率は,個別の国ごとでもCIS(独立国家共同体)全体でも,統計的に有意に増加している(1.5~2倍).つぎの5つの疾患については,被曝量との相関性が認められ,被曝量30センチグレイ以上のグループの罹病率は被曝量0~5センチグレイのグループの値よりも有意に大きい.1)神経系疾患,2)精神障害,3)血液・造血器官の疾患,4)消化器系疾患,5)自律神経失調症.

 この当時の医療当局は,被曝がリクビダートルの健康状態に悪影響をもたらしているとまじめには受け取らなかった.罹病率が本当に増加したというより,それまで明らかでなかった病気が確認されただけだという説明を試みた.または,健康状態の変化はすべて“放射線恐怖症”,すなわち実際の被曝とは関係のない精神的ストレスの結果であるとした.

 しかし,最近のロシア国家放射線疫学登録のデータでは,リクビダートルや被曝住民において,さまざまな種類の病気の増加が記録されている3.
 まず第1に注目されるのは,ガンが一貫して増加していることで,1990年に10万人当り151件であったものが,1991年に175件,1992年に212件(同じ年のロシア男性全体のデータをリクビダートルの年齢構成に当てはめた値は128件),1993年に233件(同140件)であった.リクビダートルのガン発生率は,ロシア全体の値に比べ1993年には65%大きかった.

 リクビダートルの内分泌系疾患は,対照レベルに比べ18.4倍,精神障害は9.6倍,循環器系疾患は4.3倍,全疾患では1.5倍になっている.表1に示すように,リクビダートルではさまざまな病気の罹病率が増え続けている4.

 チェルノブイリ事故の影響を被った人々の大部分に免疫系に変化が認められている5.この変化は主に,免疫系の中心的器官である胸腺と胸腺の中で発達するTリンパ球に関係している.
 これらの細胞の機能が害されると,ウィルスや微生物に対する防御,腫瘍に対する抵抗性,免疫反応のバランス維持といった機能が損なわれ,その影響は広範な形で生じる.被曝した人々の血清中の胸腺ホルモン量は平均して3分の1から5分の1に減少し,それにともなってTリンパ球の防御機能も3分の1から4分の1に低下している.

 被曝をうけた人々では,免疫力低下が起きやすく,その結果免疫による防護機能も低下し,それがガンや感染症の増加へとつながる.チェルノブイリ事故の被災者には,老化の際に現われるような,免疫力の変化が認められている5.

 以上のように,リクビダートルの健康に深刻な変化が生じていることは疑いない.しかし,病気増加の原因については,被曝の影響なのか,あるいは事故ゾーンで働いたことにともなう精神的問題なのかといった議論が続いている.
 リクビダートルや子供たちの甲状腺ガンについては,国際機関(WHOやIAEA)も現在は,その主な原因は事故直後のヨウ素131による被曝であると認めている.しかし,甲状腺以外の病気については,人々の精神的心理的な反応によってひき起こされたと国際機関は考えている.
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 引用以上、データは割愛しているので、リンク先の原文を参照願いたい。

 低レベル放射能・放射線被曝は、ほとんどの人に認知機能の低下や人格崩壊を引き起こす。
 私は、フクイチ事故直後に、ミリシーベルト毎時という恐ろしい線量の福島第一原発周辺自治体に立ち入って、大きな被曝を受けたはずの広河隆一氏が、その後、人格的問題で糾弾を受けているのをみて、「まず間違いなく被曝の影響」と感じた。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E6%B2%B3%E9%9A%86%E4%B8%80

 認知症の基本的な症状は、抑制が効かなくなることだと言われる。冷静で理性的だった広河氏が、信じられないような行為に走った理由は、ミリシーベルト被曝環境に数時間以上も留まった現地ドギュメトレポートのせいだと考えている。
 私自身も、事故後、福島県汚染地に7回入り、大量の汚染度を持ち帰って測定したことで被曝し、抑制が効かなくなるような人格異常の症状を自覚している。

 すでに福島県では、そんな被曝認知症の事故が激増しているはずだが、警察は事故推移グラフを,平成15年前のものしか公表しない。厚労省の、癌や被曝障害のデータも、2015年より新しいものは、ほとんど見たことがない。
 政府一丸となって、放射能の影響による結果を隠蔽捏造しまくっているといえるだろう。