フジテレビのキャスター・小倉智昭氏が膀胱がん全摘手術へ 原発必要と熱弁した本人が被ばくの危険 | tokaiama20のブログ

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 魑魅魍魎 2018 年 11 月 09 日

  http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/531.html

フジテレビ「とくダネ!」のキャスター・小倉智昭氏が、膀胱がんによる膀胱全摘手術を
受けるための検査をすることを公表した[1]。

小倉氏は2016年に初期の膀胱がんを公表、手術のため1週間休業している[2]。
このときに膀胱を全摘しないと完治しないと医者から言われており、今回、症状が悪化したため、
全摘手術を決意したようだ。

小倉氏は、原発事故後、何度も取材で福島を訪れている[3][4][5]。
2011年5月に南相馬市で取材、2013年3月には福島第一4号機建屋にはいっており、
また2016年3月は浪江町を取材している。

しかも、フジテレビの本拠地であるお台場は都内有数のホットスポットであり、
1万Bq/kg超という強制避難レベルの土壌汚染が見つかっている[6]。

かなりの内部被ばくをしていることはまちがいなく、膀胱がんは被ばくが原因だろう。
体内に取り込まれた放射性物質の多くは尿となって体外に排泄されるが、
長時間尿が蓄積される膀胱は被ばくしやすいのだ。(同じ理由で大腸がんも増えている)

小倉氏は2012年4月に両眼の白内障手術も受けているが、これも被ばくが原因かもしれない[7]。
被災地で大量に被ばくして、急激に白内障が進行したのではないか。

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 引用以上

 「食べて応援」の大塚範一が、2011年フクイチ事故後、テレビで、さんざん放射能「風評被害論」を宣伝し、放射能汚染食品を食べまくったあげく、秋には、白血病を発症し、7年を経ても復帰できないでいる。
 小倉智昭は、大塚に次いで「食べて応援」を実践し、風評被害論を言い続けていた以上、こうなるのは必然であったといえよう。

 セシウムXと膀胱癌発症の機序(メカニズム)については、日本バイオアッセイ所長・福島昭治氏が、チェルノブイリ現地に調査に入り、500例以上の解剖データから、尿中リットルあたり6ベクレルのセシウム汚染が確認できれば、15年以内に、100%膀胱癌を発症すると明らかにし、セシウム内部被曝が膀胱癌をもたらすことを世界に警鐘し続けてきた。

https://twitter.com/cayer66/status/400834972463800320

http://www.yasuienv.net/Kodama.htm

◆児玉
 セシウムが何を起こすかを研究していらっしゃったのが、現在は国立の日本バイオアッセイ研究所センター所長を務めておられる福島昭治先生です。
 私が福島先生をとても尊敬しているのは、大阪市立大学教授時代に、チェルノブイリで、500体もの膀胱組織を調べられたからです。どうやったかというと、ベラルーシとかウクライナからで、前立腺肥大を手術するときに一緒に取れてくる膀胱を、現地のお医者さんと協力して調べたわけです。膀胱とか尿管上皮を調べたところ、尿中にセシウムが6ベクレル/リットルぐらいで出ている状態が15年ほど続いていると、みんな、増殖性膀胱炎になっている。そこにはp53遺伝子の変異が多く、小さいインサイツのがんが増えている。その結果、チェルノブイリ周辺の地域では、膀胱がんがだいたい6割増えている。この結果は、国際的な医学雑誌6誌に報告されています。
 
http://www.pieronline.jp/content/article/0039-2359/238040/355

 https://gansupport.jp/article/series/series02/167.html

 上に引用した児玉氏らのデータは、「最低に見積もって」という、学者らしい控えめなスタンスで書かれていて、実際問題としては、尿中6ベクレルどころか、人によっては3ベクレルでも10年後に膀胱癌を発症するリスクがあることを意味するのである。

 冒頭に引用した小倉智昭の具体的な数値のデータがないので、推測でしかいえないが、私は2012年に、誤差1ベクレル以内の、IFKRーZIPというベクレル測定器を入手してから、東日本を中心に、数百例の尿検査を実施した。
 このとき、関東在住者の男子の尿は、リットルあたり1~3ベクレル程度汚染されているのが普通であったので、小倉智昭のような「食べて応援組」の内部被曝が深刻であることを認識させられたのである。

 https://dot.asahi.com/wa/2013092500046.html

 今回、小倉キャスターの膀胱癌による全摘がニュースに流れた段階で、原発推進組で、被曝を極度に甘く考え、発症を隠蔽する姿勢を見せていた、この人物が膀胱癌になるのは、ごく自然な摂理に思えた。
 また、被曝膀胱癌の潜伏期間といわれる10~15年よりも、はるかに早く発症したのは、小倉の内部被曝が尋常なレベルでなかったことを示すと思う。

 残念ながら、私の尿測定データは、尿を濃縮せずに、ZIP袋に封入して樹脂で固めて測定したもので、高精度とはいえず、キログラムあたり1ベクレル前後の誤差が含まれるものであり、科学的なデータとしては不十分というしかないものだったので、医学論文には使用に耐えないが、それでも、東日本の大雑把な尿中セシウム濃度を推計するには十分だったと考える。

 上のリンクにある、アエラの記事も、私の測定結果と、ほぼ同じレベルであった。
 関東全域で、仮にリットル3ベクレルのセシウムを含んだ尿が検出されれば、おおむね150倍、体内に450ベクレルのセシウム総量があることを意味していて、この状態が10年も続けば、おそらく10~15年後には、莫大な膀胱癌、甲状腺癌、乳がんが発症してくると予想できることが大問題である。

 今は放射能環境放出から7年と8ヶ月だが、潜伏期間といわれる10年まで、あと3年近くあり、2021年頃になると、阿鼻叫喚の発癌地獄になる可能性さえある。
 またセシウムは、人間は代謝する能力があって、仮に体内に500ベクレルのセシウムがあっても、事故後、一切、セシウムを摂取しないと仮定すると70日程度の生物半減期が適用できて、二年程度で体内からは消えてしまう。

 ところが、関東、例えば東京都金町浄水場の水を検査し続けてきた友人によれば、利根川水系のセシウム汚染は、相当にひどいもので、それも年々汚染が深刻化しているのだという。

http://cdcreation.grupo.jp/blog/2300835

 人間は日3リットルもの飲料水を必要とするので、こんな水を日常的に飲用し、入浴に利用していれば、セシウムの生物半減期=代謝は適用されず、体内のセシウム濃度は、下がらない可能性がある。
 したがって、膀胱癌発症の一般的条件と、福島博士が提示した、尿中6ベクレル15年で100%という条件に合致するレベルの人が大量に出てくるのは避けられないと思う。

 セシウム137は、基本的に物理半減期30年、生物半減期70日ともいわれ代謝によって体外排出可能なことが分かっているが、ストロンチウム90の場合は、物理半減期がセシウムと同じ30年であっても、生物半減期は実は50年であり、つまり、体内に定着したストロンチウム90は、死ぬまで体外に排出されないことも分かっている。

 セシウム137とストロンチウム90では、細胞に与えるダメージの機序がまるで違う。セシウムの場合は、512Kのベータ線被曝も大きいが、662Kのガンマ線が主体であり、細胞を透過するときにクーロン力で電離作用を起こして細胞を破壊するが、実は、大半が突き抜けてしまうため、意外に破壊力は弱い。

 しかし、いったん骨組織にカルシウムに紛れて定着したストロンチウムは、その個体が死ぬまで骨髄や付近の細胞に強力なベータ線(ストロンチウム550Kと娘核のイットリウム90は2300Kというもの凄い威力のベータ線)照射を続け、細胞を激しく損傷し、癌を引き起こし、死後もまた他生物を汚染する。
 だからストロンチウム90の生物毒性は、セシウム137の300倍と評価されているのである。

 尿に出てくるのは、ストロンチウムではなく、セシウムだが、体の生理的性質として、体内に入った異物を排出するのは、汗・尿・便であり、体内に入り込んだ核種の大半が実は尿に含まれて出てくるのであって、セシウム以外にも、半減期の長い核種が尿から膀胱癌のイニシエータとなる可能性がある。
 チェルノブイリの経験から、核種別に被曝被害が明らかにされているのは、セシウムとストロンチウム、ヨウ素などだけであり、他の数百に上る核種による内部被曝障害の機序は、ほとんど明らかにされていない。

 放射線誘発性の癌として知られるものは、大半が、代謝力の大きな細胞で成立しているもので、乳がんは乳腺組織の代謝、細胞分裂の大きさ、感受性から被曝癌を誘発しやすい。
 甲状腺癌、膵臓癌、大腸癌なども同じである。
 また大気中に浮遊している放射性粒子=いわゆるセシウムボールという原子炉メルトダウン時に合金化した微粒子が大量に確認されていて、これは空中に浮遊しているので、人間が肺に取り込む可能性があり、これもまた肺癌の原因になり、その潜伏期間は10~30年ともいわれる。

 そして、それらの放射線誘発癌の最後の仕上げとしてプルトニウムが待ち構えているが、米軍が詳細データを公表したがらないので、何が起きるのか、まだはっきりしない。

 大塚・小倉のような有名キャスターが被曝発病することは、他山の石というか、見本というか、社会に警鐘を鳴らすものであり、今日、再び、白鳳と鶴竜が休場を宣言したことの意味とともに、被曝をもう一度見直せ、調べよとの天の声であると私は思う。