去る8月21(日)・22(月)、
第4回東海支部特別講習会が
邦和セミナープラザにて開催されました。
講師の本部指導部副部長で
いらっしゃる
江花由紀子先生は、
猛暑の中、しかも台風が3つもうろちょろしてるところを
くぐり抜けいらしていただきました。
期待どうり、本当に充実したみっちり経絡治療の2日間と
なりました
基本的な手技や証の立て方の確認はもちろん、実践的なことまで。
患者さんに合った触診や刺鍼の姿勢のコツは?
証を誤っていても2,3回は
大丈夫な方法、その秘訣とは?
補中の瀉は無難なわけではないその意味は?
全部虚に見えちゃう場合のお腹の診方とは?
背中の虚実が初心者でもわかるその方法とは?
大変敏感な患者さんの「敏感」ってどういうこと?
証を立てるのが下手な治療者の共通点は?
切診の時点で経に乗ってない時の脈の違いを体験したり
そしてさらに
ベテランの先生方が行う「気の調整」と、初心者の「気の調整」は
いったいどう違うのか?どこが違ってるのか
という究極のお話まで。
今後20年のIT化で、半分の職種が消えるといわれる現代に、
生き物だからこそ出来る、
常に変動する「生き物たる患者」に合わせた鍼が出来るのが
東洋はりだという、大変勇気づけられる学びがありました。
お昼のカレーです 笑
質問会では、「故柳下先生は1穴治療だったという噂があるのですが?」
という質問に
「それは間違いです(笑)」と、
柳下先生の助手でいらした
江花先生ならではのやりとりがありました
宴会のお食事・・・これに、お肉とお蕎麦とデザートが付きました
伝説の先生、柳下先生のエピソード・・・。
夜は支部長先生のお部屋に
焼酎や赤ワイン
とおつまみ(そしてスィーツ
も、笑)
を持ち込み、
みんなでわいわい
故柳下先生、私などは
お亡くなりになってから入会したので
存じ上げないのですが、
ベテランの先生方には懐かしく盛り上がり・・、
また、雑談から治療のヒントも得られたようです