皆さん,こんばんは。

本日の「列車ダイヤ・時刻表」記事は,1962年4月の八王子駅発・横浜線上り列車です。

 

〔4時〕 46
〔5時〕 18 45
〔6時〕 01 12 30 40 56
〔7時〕 18 38 桜55
〔8時〕 桜25 桜57
〔9時〕 桜18 桜45
〔10時〕 桜10 桜35
〔11時〕 桜00 桜25 桜50
〔12時〕 桜15 桜40
〔13時〕 桜05 桜30 桜54
〔14時〕 19 43
〔15時〕 08 33 58
〔16時〕 22 47
〔17時〕 02 27 52
〔18時〕 19 35 59
〔19時〕 25 50
〔20時〕 16 40
〔21時〕 05 30 55
〔22時〕 42
〔23時〕 25
〔0時〕 町06

 

【記号説明】

無印・・・東神奈川行き

桜・・・桜木町行き

町・・・原町田行き

 

 このダイヤは,桜木町への直通便が復活してから2年後です。根岸線が磯子まで開業したのが1964年であるため,名実ともに桜木町が横浜線・京浜東北線の終着駅であった時代の話です。

 この時代,横浜線では旧型国電が使われていました。101系は中央線(東京~高尾間)でオレンジ色,山手線でカナリヤ色の塗装で活躍していました。

 中央線は10両編成,山手線では8両編成が組まれていました。また,1962年の段階では山手線では旧型国電から101系に置き換わる過渡期でありました。

 横浜線は全線単線で,初列車(4:46発)から7:38発までが東神奈川行き,7:55発から13:54発までが桜木町行き。14:19発から23:25発までが東神奈川行き,最終列車は0:06発の原町田行きという具合に時間帯で列車の行き先が区分けされているダイヤでした。

 

 

【参照】

『東京近郊区間(東京西部・神奈川編)』(フォト・パブリッシング 2022年3月)63頁,「1962年4月当時の時刻表(南武線・鶴見線・横浜線)」

「変化する首都圏のJR通勤形電車」(『鉄道ファン』2001年5月号)