皆さん,こんにちは。
本日の「列車ダイヤ・時刻表」記事は,1988年3月ダイヤ改正における橋本駅発・相模線上り列車です。
〔5時〕 茅ヶ崎13 茅ヶ崎37
〔6時〕 茅ヶ崎18 茅ヶ崎40 茅ヶ崎54
〔7時〕 茅ヶ崎09 茅ヶ崎27 茅ヶ崎52
〔8時〕 茅ヶ崎10 茅ヶ崎24 茅ヶ崎52
〔9時〕 茅ヶ崎09 茅ヶ崎34 茅ヶ崎51
〔10時〕 茅ヶ崎27
〔11時〕 茅ヶ崎03 茅ヶ崎30 茅ヶ崎45
〔12時〕 茅ヶ崎01 海老名18(※) 茅ヶ崎36
〔13時〕 茅ヶ崎03 茅ヶ崎37
〔14時〕 茅ヶ崎00 茅ヶ崎31
〔15時〕 茅ヶ崎01 茅ヶ崎27 茅ヶ崎44
〔16時〕 茅ヶ崎11 茅ヶ崎27 茅ヶ崎52
〔17時〕 茅ヶ崎10 茅ヶ崎24 茅ヶ崎53
〔18時〕 茅ヶ崎09 茅ヶ崎34 茅ヶ崎51
〔19時〕 茅ヶ崎05 茅ヶ崎33 茅ヶ崎56
〔20時〕 茅ヶ崎27 茅ヶ崎44
〔21時〕 茅ヶ崎10 茅ヶ崎41
〔22時〕 茅ヶ崎19
〔23時〕 厚木06
【記号】
※・・・土曜運転
【列車本数】
総本数:46本
茅ヶ崎行き:44本
海老名行き:1本
厚木行き:1本
このダイヤ改正は国鉄分割民営化・JR発足後,最初のダイヤ改正です。
青函トンネルと瀬戸大橋が開通し,東海道新幹線では三つの請願駅(新富士・掛川・三河安城)が開業しました。
ここで1964年10月から1988年3月まで,これまでに取り上げた橋本駅発・相模線上り列車の本数と内訳を一覧してみたいと思います。
1964年10月 31本(茅ヶ崎行き:24本 原当麻行き:6本 厚木行き:1本)
1967年10月 31本(茅ヶ崎行き:24本 原当麻行き:6本 厚木行き:1本)
1968年10月 30本(茅ヶ崎行き:23本 原当麻行き:6本 厚木行き:1本)
1972年3月 28本(茅ヶ崎行き:23本 原当麻行き:4本 厚木行き:1本)
1978年10月 29本(茅ヶ崎行き:25本 原当麻行き:3本 厚木行き:1本)
1982年11月 29本(茅ヶ崎行き:26本 原当麻行き:2本 厚木行き:1本)
1985年3月 31本(茅ヶ崎行き:28本 原当麻行き:2本 厚木行き:1本)
1986年11月 35本(茅ヶ崎行き:31本 原当麻行き:2本 厚木行き:2本)
こうやって並べてみると,1964年10月と1967年10月の31本をピークに1972年3月に28本まで減便されて,1970年代後半から徐々に増便されてきたことがわかります。
今回のダイヤ改正では,6時台~9時台と11時台と12時台,15時台~19時台で1時間あたり3本の列車が運行されるようになりました。
国鉄は全国一律の巨大組織でしたが,地域分割されたJR各社は社内で複数の支社を設置する会社もあります。そうすることで,より沿線地域の利用実態に即したダイヤを組めるようになったものと推察します。
【参照】
『時刻表完全復刻版 1988年3月号』(JTBパブリッシング・2020年8月)
山田亮・生田誠『非電化時代の相模線各駅停車』(フォト・パブリッシング・2021年6月)