本日の「昔の時刻表」記事は,1972年3月改正における浜松駅発・東海道線下り普通列車の発車時刻です。

 山陽新幹線岡山開業の時,浜松駅を発車する東海道線普通列車がどのような運行体制であったかを見ていきたいと思います。

 それでは,中身に入っていきます。

 

〔3時〕 ▲大垣54

〔4時〕

〔5時〕

〔6時〕 ●大垣03(※1) ●名古屋19 大垣38

〔7時〕 大垣05(※2) 大垣21

〔8時〕 ●大垣04(※2) ●大垣30

〔9時〕 ●米原15(※3)

〔10時〕 ●米原23(※2)

〔11時〕 ●大垣23(※2)

〔12時〕 ●米原23(※2)

〔13時〕 ●米原23(※2)

〔14時〕 ●米原23(※2)

〔15時〕 ●米原23(※2) ●名古屋50

〔16時〕 ●大垣23(※2)

〔17時〕 ●米原04 ●米原23(※1) 豊橋50

〔18時〕 ●米原41

〔19時〕 ●米原27

〔20時〕 ●大垣41

〔21時〕 ●豊橋34

〔22時〕 岡崎13

〔23時〕 豊橋00

 

 

〔記号説明〕

●・・・当駅始発

▲・・・停車駅注意(三河大塚・三ヶ根・東刈谷通過)

※1・・・豊橋~名古屋間「快速」

※2・・・豊橋~大垣間「快速」

※3・・・豊橋~大垣間「快速」(大垣まで急行「伊那1号」を併結)

 

 1968年10月改正の大増発とは対極的に,9~14時台と16時台は,浜松~豊橋間を各駅に停車し,豊橋から快速に変わる米原行きを毎時1本運行するという超合理化ダイヤです。そのため,豊橋以西の快速通過駅に向かう場合は必ず豊橋駅で乗り換えることになりました。

 前回(1968年10月改正)で美濃赤坂行きだった列車は大垣行きに変更され,発車時刻が03:54に繰り上がりました。

 09:15発の米原行き(豊橋~大垣間「快速」)は飯田線から直通の急行「伊那1号」を大垣まで併結するという異色のダイヤです。

 

〔参照〕

『時刻表復刻版 1972年3月号』(JTBパブリッシング)

 

 

 

【次回予告】

「1978年10月 浜松駅発・東海道線下り普通・快速列車」