皆さん,こんばんは。

「3000形」に続き,本日は「2000形」について書いていきたいと思います。

 「2000形」は平成7(1995)年3月に就役した小田急の通勤型電車です。

 8両編成×9本(72両)が製造され,現在は新宿~本厚木間の各停で運用されています。

 軽量ステンレス車体にIGBT-VVVFインバータ制御,小田急の通勤型電車としては初採用のボルスタレス台車,電気指令式ブレーキを搭載しました。

 側扉は乗務員室直後を除き1600mm幅で,連結部分の直後は側窓が無く,戸袋窓のみ配置されています。

 種別・行先表示器は,当初3色LEDでしたが,後年になってフルカラーLEDに更新されました。

 

 それでは,「2000形」の画像を御紹介していきたいと思います。

 

海老名駅に入線する2051F

各停 伊勢原行き(8両編成)

 2000形の第1編成で,平成7(1995)年3月のダイヤ改正時に就役しました。

 画像の列車は,各停 伊勢原行きです。主に朝夕のラッシュ時間帯,早朝・夜間に運行されています。

 

町田駅に入線する2052F

各停 新宿行き(8両編成)

 2000形の第2編成で,先ほどの2051Fと同じ平成7(1995)年3月のダイヤ改正時に就役しています。

 

相武台前駅に入線する2053F

各停 新宿行き(8両編成)

 平成10(1998)年に就役した第3編成です。

小田急では新宿~本厚木間運行の各停は8両編成(或いは10両編成)ですが,江ノ島線(相模大野~藤沢~片瀬江ノ島)と小田原線の新松田~小田原間ではホーム有効長の関係で6両編成が最長の編成となります。

 かつては,新松田までの各停が2000形で運行されていたこともあります。

 

海老名駅に入線する2054F

各停 新宿行き(8両編成)

 

相模大野駅に入線する2055F

各停 本厚木行き(8両編成)