皆さん,こんにちは。

本日,NHKの「首都圏イチオシ!」、JR武蔵野線開業50周年の回を見ました。ATOS型放送でお馴染みの津田英治氏が「声の出演」という形で出てきました。

 そんなわけで,今回は「駅自動放送の話」と題して書いていきたいと思います。

 現在,JR東日本の駅自動放送で主流となっているATOS型放送は首都圏の主要路線で聞くことができます。

 まず,列車が駅に入線する時の「接近放送」について述べていきます。

 独特のチャイムが流れたあと,次のような放送が流れます。

「まもなく,4番線に,普通熱海行きが,まいります。危ないですから,黄色い線まで,お下がりください。この列車は,15両です。」

 次は「到着予告放送」と言う放送です。列車の到着までに数分の待ち時間がある時に流れる放送です。次のような文言で放送されます。

「おはようございます。本日も,JR東日本を御利用くださいまして,ありがとうございます。今度の,4番線の列車は,6時8分発・普通沼津行きです。この列車は,10両です。グリーン車は,足元のグリーン車乗車位置,4号車,5号車で,お待ちください。」

 

 

 早朝の列車における到着予告放送は「おはようございます」という挨拶から始まるのが特徴です。

 自動放送の冒頭に「おはようございます」という挨拶を組み込んでいるのは珍しいと思います。早朝からの職場ヘ向かうサラリーマンや学校に向かう学生・生徒が何を思って放送を聞いているかは知る由も有りません。

 しかし,私は先ほどの予告放送が「東海道線に乗って静岡地区や名古屋地区へ旅する時の出発合図」だと思って聞いています。これから始まる旅への期待が高まる放送です。