皆さん,こんばんは。

本日は久し振りに鉄道ネタを書いていきます。

題して「懐かしき小田急の旧車たち」です。

①(旧)4000形

 1966年に登場した通勤型電車です。当時は20メートル級4つドアの大型車体に吊り掛け駆動のモーターを搭載した車両で,非冷房でした。3両or5両編成が組成されましたが,1980年代に4両と6両に組み替えられて冷房化・足回りの更新が行われました。

 2000年代に後継車(3000形)の増備が進んだことにより,廃車されました。

 

②(旧)5000形

 1969年に登場した通勤型電車です。4両編成と6両編成が製造され,前者は側面の窓が2段式,後者は1段下降式になっています。後年,1段下降式窓の編成は4両編成に短縮されました。

 2012年3月のダイヤ改正にて引退しました。

 

③9000形

 1972年に登場した通勤型電車です。当時計画されていた営団地下鉄千代田線との相互直通運転を行うために製造されました。4両編成と6両編成が9本ずつ製造され,千代田線直通の他に小田急線の各停から急行まで幅広く活躍しました。

 9000系の特徴はMT比率の高さにあります。千代田線直通の運用に入るため,電動車の比率を上げることになりましたが,4両編成が全て電動車,6両編成は先頭車を電動車にした4M2Tの編成。4両と6両をつなげて10両にした場合,8M2Tという強力な編成が出来上がりました。

 千代田線直通の運用は1988年に1000形が登場してから同車に置き換えられましたが,小田急線内の各停から急行,さらには甲種輸送されてきた新車を新松田から相模大野まで牽引する仕事も担当しました。

 2000年代後半に,3000形の増備によって引退しました。