皆さん,こんばんは。

先ほどのスカーフ記事に続いて,今度は鉄道記事を書いていきます。

今回は「東京メトロの消えゆく車両」と題して,半蔵門線の8000系を取り上げたいと思います。

 

 半蔵門線は昭和53(1978)年8月に渋谷~青山一丁目が最初の区間として開業しましたが,この時は自社車両を新製せず東急8500系を借りて営業していました。8000系は昭和56(1981)年に就役しました。この段階では永田町まで開通していました。

 主な特徴は6000系,7000系に続いて電機子チョッパ制御を採用したこと,ボルスタレス台車の採用,東急新玉川線・田園都市線との相互直通運転に備えて両手操作のT字型ワンハンドルマスコンを採用したことです。

 就役当時は6両編成でしたが,東急田園都市線の輸送力増強,半蔵門線の延伸に合わせて徐々に8両編成化,10両編成化が進み,最終的には平成6(1994)年に10両×19本(計190両)という陣容になりました。

 平成15(2003)年3月からの半蔵門線押上延伸・東武線直通に際して種別・行先表示器と運行番号表示器が3色LED化されました。後年,表示器はフルカラーLEDに更新されています。また,現在では制御装置をVVVFインバータ制御に更新していますが,後継車両「18000系」の配備が進み,引退が確実視されています。

 ここからは今までに撮影してきた8000系の画像いくつか提示させていただきたいと思います。

 

・第1編成

各停押上行き(半蔵門線直通)

南町田駅にて撮影

 

・第2編成

各停中央林間行き

鷺沼駅にて撮影

 

・第3編成

急行中央林間行き

長津田駅にて撮影

※1999年9月 「営団地下鉄」時代の撮影

種別・行先表示器,運行番号表示器は字幕式

 

・第4編成

急行押上行き(半蔵門線直通)

鷺沼駅にて撮影

 

・第9編成

急行久喜行き

東武動物公園駅にて撮影

 

・第11編成

急行長津田行き(半蔵門線経由・東急田園都市線直通)

曳舟駅にて撮影

 

・第17編成

各停南栗橋行き(半蔵門線経由・東武線直通)

鷺沼駅にて撮影