2021/03/17(

 この日は名古屋から掛川への移動日であった。

移動経路は次の通り,予定していた。

名古屋→高蔵寺(中央線

高蔵寺→岡崎(愛知環状鉄道線

岡崎→豊橋(東海道線

豊橋→浜松→掛川(東海道線

 名古屋から5:58発の中央線普通列車の多治見行きに乗車。211系の先頭車に乗った。先頭車でありながらモーター付きの車両で,乗務員室の直後にも座席がある。さらに,車掌台側の窓は車両前面と仕切り窓ともに縦方向に長くなっているので,座りながら前面展望が出来て,なおかつモーター音も楽しめるという仕様である。

 高蔵寺駅にて,8時頃まで撮影。

211系(K9編成)+他編成

中央本線

普通列車 名古屋行き

 

211系(K105編成)+他編成

中央本線

普通列車 名古屋行き

 

211系(K1編成)+他編成

中央本線

快速 名古屋行き

 

211系(K15編成)+他編成

中央本線

快速 名古屋行き

 

 高蔵寺から8:23発の愛知環状鉄道線・岡崎行きに乗車。

愛知環状鉄道線は愛知県東部の丘陵地帯をトンネル,高架線,堀割を使って貫く路線である。高蔵寺を出た列車は三河豊田(トヨタ自動車の最寄り駅)まで乗客が増えて混雑していたが,同駅を過ぎると車内は閑散としてきた。69分かけて9:32に岡崎に到着。

 

愛知環状鉄道 2000系

G4編成+他編成

普通列車 高蔵寺行き

 

愛知環状鉄道 2000系

G14編成+他編成

普通列車 高蔵寺行き

 

 岡崎から10:17発の新快速・豊橋行きに乗り,豊橋へ向かった。

10:39に豊橋に到着し,11時から洋食店「開明軒」に入り,昼食を取った。

この日は「ビーフシチューオムライス」をオーダーした。デミグラスソースの芳醇な香りと卵のトロトロ感,サイコロ型にカットされた牛肉の柔らかさを楽しんだ。

 昼食後,豊橋駅東海道線ホームで撮影。

311系(G13編成)

東海道線

普通列車 岐阜行き

 

313系(Y102編成)+他編成

東海道線

新快速 大垣行き

 

 豊橋駅で撮影後,12:42発の東海道線・上り普通列車の浜松行きに乗車。上り方の先頭車(モーター付きの車両)に乗っていたが,走行音が静粛であることに驚いた。

 普段,小田急や東急のような駅間の短い私鉄路線で乗る「各駅停車」とは段違いにスピードがあるにもかかわらず,振動が少なくて乗り心地が良かった。

 東海道線の普通列車も各駅に停車するが,駅間距離が長く,トップスピードは110km/hとなっている。私鉄で110km/h運転となると,急行や快速のような優等列車に乗らないと体感できないと思われる。

 豊橋~浜松間は直線コースでは走行中の線路におけるジョイント音(「ガタンゴトン」といった音)が殆ど無かった。この区間ではロングレール化やレールの重軌条化が積極的に行われたと考えられる。

 13:17に浜松駅に着いた。16:01発の普通列車・掛川行きが来るまでの間,撮影をしていた。

 

313系(Y14編成)

東海道線

普通列車 岐阜行き

 

211系(LL13編成)

東海道線

普通列車 静岡行き

 

 

211系(LL20編成)

東海道線

普通列車 熱海行き

 

311系(G8編成)

上段:増結前

下段:増結後

東海道線

普通列車 豊橋行き

 

 

 途中ドトールで休憩を挟みながら撮影を続けて,16:01発の普通列車・掛川行きに乗車。御厨(みくりや)駅を発車後,加速が弱かった。袋井まで運転されたが,袋井駅停車中に,車掌さんから次のようなアナウンスが流れた。

 「下り列車が袋井駅の手前で通常と異なる音を認めました。車両の安全確認を行うため,当列車も一時運転を見合わせます。」

 このアナウンスを聞いて,私は袋井駅で列車を降りてタクシーで掛川へ向かうことにした。乗ったタクシーの運転手さんに東海道線一時運休の話を伝えて,「掛川グランドホテル」まで直行した。

 ホテルにチェックイン後,掛川駅高架下の和風居酒屋「ふじの坊 㐂膳」で夕食を取った。お茶の産地である掛川にちなんで,「掛川 茶そば天ざる」を食した。

 天ぷらは揚げたての熱々で,天つゆと蕎麦つゆが別々に提供された。このスタイル,私は大好きである。天ぷらの油が茶そばの味を邪魔することなく,どちらもじっくりと味わえる。