2022/3/3にキハ283系運用のおおぞらで札幌→釧路を移動したのでその時の乗車レビューです。キハ283系の定期運用は2022/3/12のダイヤ改正にて消滅済みなのでご注意下さい。



乗車したのは札幌駅6:48発の特急おおぞら1号釧路行き。



札幌駅を発車すると早速振り子を遺憾無く発揮しながら迫力のある走りを見せてくれました。この時のキハ283系の最高速度は110km/hまで抑えられていましたが振り子を使用して曲線通過速度を上げることによって最高速度が120km/hのキハ261系のおおぞらと同じくらいの所要時間で札幌〜釧路間を走破する事が出来ていたようです。


この先南千歳到着前〜新得までは爆睡してしまったのでこの区間だけは別日に撮影した物を載せます。



南千歳からは石勝線に入り、景色も一変します。峠越えの区間となって沿線人口もまばらなため駅間もかなり長くなっています。



石勝線は駅が少ない代わりに信号場が多く、分岐器の上にはシェルターが設けられています。



新得からは根室本線に入り、峠越え区間が終わって平野部を走行します。


新得を出た辺りで少し車内を散策してみました。



キハ283系限定の車内のLED表示。



自由席車両の中にはデビュー当時のままの座席が使われている車両もありました。少しだけ座ってみましたが程よく柔らかくて快適でした。





デッキの様子はこんな感じ。



そうこうしてる間に帯広に到着。2022年3月のダイヤ改正でキハ283系と同じく根室本線の新得以東で運用を終えたキハ40が停車中でした。



途中の利別で運転停車。行き違い列車もキハ283系でキハ283系同士の離合を見ることが出来ました。



最後の途中停車駅の池田に到着。



この列車は白糠通過便だったので池田〜釧路まで1時間15分程ノンストップで走ります。



池田〜釧路間は沿岸部を走る区間が多いのでちらほら海を見ることが出来ます。




振り子の傾きとキハ283系特有のエンジン音を堪能しながら車窓を楽しんでいると釧路到着の車内放送が流れてきました。



終点の釧路に到着。4時間を越える長旅でしたが退屈は全くせずむしろもっと乗っていたいとすら感じる程でした。キハ283系にはずっと前から乗ってみたいと思っていたのでおおぞらでの定期運用終了前に乗れて大満足でした!


この時はこのままキハ283系は引退かと思われましたが石北線特急へ転用されるという情報もあるので今後の動向にも注目してみたいと思います!