本当にあった怖い話 其の弍 | Voice of Gravity

Voice of Gravity

主に戯言と回顧録

あるバンドの47都道府県ツアーの時、同時期に別のバンドの遠征もあって、相方とは「地元だけでいっか」という流れになっていた。

 

その地元2daysの2日めの最後のMCで「ここから東京は遠いと思う。でもこのツアーの集大成を見に来てほしい」的なことを言われたあと、飲み屋にて。

「ファイナルどうしよ?」

「いやーあのMC聴いてしまうと…」

「休み取れる? 私は締め切りまだ」

「締め切り過ぎてるけど多分ねじ込める」

『行くか』

「チケット取りまーす」

「ホテル取りまーす。会場**だから△△駅の●●でいいかな?」

「▲▲駅の○○もアクセスいいから値段比較して決めようぜ」

 

 

人ハ是ヲ沼ト呼ブ

 

 

 

 

 

ちなみに貯めてるマイルの関係で飛行機は別手配でした。

空港向かう電車の中で待ち合わせて、空港で「じゃ、後で」って別れて、羽田で合流するという…。

箱でも相方は前に行きたい派、私はステージ全体を見渡せる場所がいい派だから、連番で取ってても入った瞬間「じゃ、後で」ってなる。

なんかさ、こんなノリで一緒にライヴ行ける相手ってなかなかいないと思うのよ。

 

だからV系沼に戻ってきて欲しい思いもありつつ、コロナのせいでライヴ行けない状態が続いてしまってるから、それなら何の制約もなく楽しめてる別ジャンル沼にいた方が幸せだよなーとも思いつつ。

おめーが沼に引きずりこんでくれたせいで、わし今ズブズブだからどうしてくれるんじゃ!とも思いつつ。

 

沼って怖い。