自分の中の感情と重なる歌詞がすぐに出てくるくらい、曲が自分の中に溶け込んで同化してるんだな〜って。
いわゆる『大切なお知らせ』に対して、私は良く言えば冷静で、悪く言えば淡白でドライだと思う。実際「なんでそんなに落ち着いてられんの?」って言われたこともある。
だけど『大切なお知らせ』がファンに届く時って、もうバンドの中で散々話し合って、なんなら悶着や衝突があって、そういうの全部終わって、結論になって伝えられる段階だから、淡々と受け止めるしかないというか…メンバーが出した結論なら仕方ないじゃんとしか思えないんだよね。
結論が出るまでの葛藤のすべてなんて知る由もないし、実際のところ、結論を受け止める以外に何もできることはなくて。
ただ、本当にいろんなことを考えて話し合った末の結論なら、冷静に受け止めてバンドの出した答えを尊重したいだけ。
シグメモの活休はほぼ解散と同義だと受け止めてて。
今のこの状況で、区切りのライヴがどうなるかもわからなくて。
何かをバンドに対して期待しちゃうと、それが重荷になっちゃうかな〜って思うと、待つとさえ言いたくない。期待も絶望もしない、そんなニュートラルな位置にいたい。
区切りのライヴを本当に出来るのかもわからない世の中だけど、いつになってもいいから絶対やってほしいという期待も、このままきっと出来ないよねっていう絶望も、どちらもしない。
ただ、シグマメモリアというバンドがもう一度ステージに立つ日があるなら、私はフロアにいたい。それだけかな。
バンドが歩みを止めても、好きな曲は好きなままで、楽しかった過去の時間がなくなるわけでもない。
私が好きなまま、覚えていればいいだけ。覚えていたい。
シグメモはずっとひとりで行ってたから、シグメモの話出来るバンギャはそもそも周囲にいない。
同じバンドが好きだから必ずしも友達になれるとは思ってない派で、どっちかっていうと通うバンドが違っても友達でいられる人と付き合ってたくて。
でもって最近ジャンルを超えて一緒に一喜一憂してるのは、ギャですらないヅカオタのコだったりする。むしろギャの方がお互いにスタンスや熱量の差で疎遠になってるから、ジャンル関係なく付き合える相手は大切にしなきゃなと思うのでした。