隣に座る太陽は、CDそのものも芸術だった | Voice of Gravity

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主に戯言と回顧録

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原盤ビジネスの崩壊とか、流通とか、あと売れたCDの利益のレコード会社とアーティストその他との配分のこととか、たまに考えたりする。
慣習的なものを盲信しているだけじゃ、永遠に音楽業界は閉塞したままのような気がして。
時々そこにメスを入れてるミュージシャンが翔さんなんだけど、まだ切り裂けてはないんだろうな感。

私は結構円盤が好きで、あえて円盤で音楽聴くことも多い。
ケース開けてセットして、歌詞カード開いて…そんな流れの中でふと思ったことも、音楽から得られるものののひとつだと思うから。音だけじゃなくてね。
オペラの隣に座る太陽なんて、円盤そのものに感動してわくわくして、そして再生するっていう一連のストーリー全部込みであの曲だったし。

YOSHIKIの言うように音楽がビジネスである必要はないけど、資本主義社会で音楽をやってくには、お金がなきゃどーにもならないわけで(私がチェキやグッズを投資だと割り切る理由)。


いつか音楽の流通形態から円盤そのものが日本もなくなっていくんだろうけど、▶︎を押すだけの再生じゃ得られないものもあると思うんだよなぁ…。