3月16日、ついに北陸新幹線運行開始!!

それに合わせて廃止される、特急サンダーバード17号和倉温泉行き、ラストランをご紹介します。


大阪駅には、鉄道ファン・報道陣がたくさんいました。

大阪駅の金沢方面の時刻表です。3月16日からは、全て敦賀止まりです。

サンダーバード17号の途中停車駅は、新大阪、京都、敦賀、福井、芦原温泉、加賀温泉、金沢、羽咋、七尾です。

列車はいつも通り大阪を発車しました。

吹田総合車両所の横を通過です。これまでは石川県松任で検査を受けていた車両も、これからは吹田で検査を受けることになります。

列車は京都を出て、湖西線を走行します。湖西線は踏切が1つもなく、大変線形が良いので、130km/hで走行します。

敦賀到着手前、681系付属編成が留置されているのを見ることができました。

敦賀駅には今後も特急列車が乗り入れますが、在来線ホームに乗り入れるのは改正前日の3月15日限りで終了となります。

道中では、時々北陸新幹線の高架橋を見ることができました。この光景は、今後特急からは見れなくなります。

加賀温泉は、改正前日であるにもかかわらず、駅名標がほとんどそのままでした。(結局そのままIRに継がれました。)

小松駅を高速で通過しました。北陸新幹線でも、速達タイプの列車では体験することができます。

西松任駅を通過します。この駅はダイヤ改正後、IRいしかわ鉄道として開業するため、3月15日までJRの列車は全て通過です。

2015年の北陸新幹線金沢延伸により設立、敦賀延伸による増備車両も整備する、北陸新幹線白山総合車両所の引き上げ線横を通過です。

サンダーバード号大阪行きとすれ違いです。翌日にはどちらも金沢には乗り入れなくなっています。

車掌さんによるご挨拶がありました。本日にて運行終了となるサンダーバード金沢乗り入れですが、今後とも北陸地区には訪れたいです。


金沢駅では、多くの人々によるお見送りがありました。

金沢駅を発車後、683系とすれ違いました。金沢駅を683系が行き交う光景も、これで最後です。

金沢発車後、七尾鉄道部の車掌さんによるご挨拶がありました。今後とも、新幹線や在来線を乗り継いで、能登かがり火号を利用したいです。


ラッセル車やIR車を見ることができました。北陸本線ではなくIR線に入ったことを実感します。

敦賀→金沢と同じく、北陸新幹線と並行します。

津幡を通過すると、IRいしかわ鉄道から分岐して七尾線に入ります。

七尾線は最高速度100km/hで走りますが、駅のポイントを通過する時は速度を落とします(伊那路と同じ現象)

横山で、681系とすれ違いました。能登かがり火からは既に撤退したと思っていたので、とても嬉しかったです。

羽咋駅に到着です。


時々、周辺住民の方によるお見送りがありました。

七尾駅では3分ほど停車しました。地震の影響でのと鉄道の列車が減便して運行されているため、この駅から和倉温泉までの乗車に限り、特急券無しで乗車できる特例が設けられました。(4月5日まで)


約5分走行して、和倉温泉に到着です。反対方面のホームはまだ修理中です。

和倉温泉駅では、ヘッドマーク展示会が開催されていました!

和倉温泉駅に683系非貫通車が乗り入れるのは、これが最後となります。

ダイヤ改正以降は全車普通車の能登かがり火号のみの運転となりますが、そんなことは関係なく、復興したら温泉に足を運んで、旅館でゆっくりしたいです。早期復帰を願って締めとさせていただきます。ご覧いただきありがとうございました。