「信越本線」というとどんなものを思い浮かべるでしょうか?かつては多くの特急列車が運行されていましたが、北陸新幹線開業に伴い、その多くが第3セクターとなっています。今回はそのうちの1つ、「しなの鉄道」のSR1系をご紹介します。
SR1系には主に2種類あります。主に有料快速しなのサンライズ号や軽井沢リゾートなどに用いられる青色の100番台と、普通列車に充当される赤色の200・300番台があります。
今回は、ライナー仕様の100番台(青色)をご紹介します。
SR1系は2両編成で、100番台は2020年に3編成6両が製造されました。
1番の特徴は、車内の座席をクロスシートとロングシートを切り替えることができる「デュアルシート」が採用されたことです。
軽井沢リゾートで食事付きプランを申し込むと、テーブルが付いてきます。
画像からは分かりにくいですが、座席の下にはコンセントがあります。前の座席の背面部分の下と自分の座席の下の2つを使うことができます。豪華な仕様ですが、普通運用でもコンセントを使うことができます!
しなの鉄道では、115系のトイレは使用不可でしたが、SR1系では使用することができます!
乗務員室後ろには、大きなディスプレイがあります。
また、フリーWi-Fiもあります。
側面表示機は、フルカラーLEDとなっています。
乗降促進メロディは信濃の国となっています。また、ミュージックホーンも装備しています。それぞれとても良い曲なので、訪れた際にはぜひお聞きください。
〜余談ですが…〜
妙高高原駅には、北しなの線のトイレについての張り紙があります。全ての列車が115系で運転されていた頃はトイレを使用できなかったですが、SR1系の運行開始により、着々とトイレ付きの普通列車が増えています。
非常に快適な列車なので、長野県を訪れた際にはぜひご乗車ください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。