リコー自動巻きの修理依頼です。

歯車の配置や巻き上げ部分の構造に特徴がある機械です。振りが中々上がらず、苦労しましたが色々調整し、なんとかなりました。

今回の時計で気を使ったのが、秒針の変形修理です。

針を外すのが修理のスタートになるのですが、その際に取り付け位置、間隔 等を確認します。

横から見ると、取り付け位置もよくないですが秒針がグネグネしています。上から見ると気付きにくいですが気になります^_^

専用工具で微調整を繰り返し、きれいになりました!

あまりやりたくない作業の一つですが、上手くいって良かったです。