リューズが抜けると依頼がありました。

たしかに引っ張ると、抜けてしまいます。

少し古い時計は、巻真を押さえている部品をネジで固定していることが多く、今回の44GSも同じタイプがあります。というのは、ネジじゃなくピンのタイプもあり、確認するとピンの方でした。

外す前から予想していましたが、巻真を押さえている部品を押さえる裏押さえという部品の腕部分が折れていました。ピン式の場合、リューズを引くと部品の押さえが効いていないので抜けます。

※ネジ式の場合、抜けない場合が多いですがリューズを引いた際のカチッとした感触がないので分解しなくても分かります。

在庫が少なくなってきましたが、無事に交換し修理完了しました。