こんにちはネコ東海住宅です。


今朝の『サワコの朝』のゲストが、詩人で絵本作家の谷川俊太郎さんでした。

ちょうど他事をしていたので視聴したのはラスト10分位でしたが、御年82歳という谷川さんはとてもお元気そうで素敵な方でした。キラキラ

私にとって谷川俊太郎さんの詩といえば、小学生か中学生の頃の国語の教科書に載っていた『朝のリレー』です。国語

(以下、引用)


「朝のリレー」


カムチャッカの若者が きりんの夢を見ている時

メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が ほほえみながら寝返りをうつとき

ローマの少年は 頭柱を染める朝陽にウインクする

この地球では いつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき 耳をすますと

どこか遠くで 目覚まし時計のベルが鳴っている

それはあなたの送った朝を 誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ




多感な時期であるはずの小学生か中学生の時の私の感想は、

「カムチャッカってどこだろー?」

というだけの残念なものでした。

感性、無いわぁ・・・顔18


今朝のテレビで谷川俊太郎さんを見て、そうそうあのカムチャッカの詩ってどんなんだったっけ?と思い調べた次第ですが、なんかこう、うまく表現する言葉は相変わらず持ち合わせていないけれど、読んでみて心に響くものがありました。


何十年たって感性が育ったとかではなくむしろ私は現在も鈍い方ですが、自分を取り巻く「世界」の小さな半径が成長するにつれて伸びて、その中で触れ合う人の数や見聞する物事の数が広がり、大切な人も物も昔より増えていって・・・

そうすると、ひとつの詩に対する感じ方ってのも変わってくるものだな~、面白いな、と思いました。


昔、若い時にカッコつけて買ってみたボードレールの『悪の華』という詩集、確か本棚に眠っているはず。本

当時読んだ時は、

「なんのこっちゃ意味が分からん!」

という、これまた残念極まりない感想でしたが、今読むとどうなんだろうか。

ちょっと試しに本棚から引っ張り出して読んでみようと思います。指



あと、谷川さんの他の詩も読んでみたくなりました。

興味の持てる分野が増えるというのは、幸せです。

今日の『サワコの朝』、見て良かった♪



ちなみに、来週のゲストはiPS細胞の山中伸弥教授だそうです。

あの方もまた素敵ですよね。

予約録画しとかなきゃ。




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