●《 ドローンの軍事利用が世界で急速に拡大する中、

27日未明、九州電力の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)

の周辺に突如として緊張が走った。

原発構内にドローン3機が侵入したという。

原子力規制委員会はその後 「ドローンと思われる光」 と訂正したが、

攻撃可能な機体が容易に原発建屋に近づける、

警備上の脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りになった。 》

(7月27日 毎日新聞)

 

●原発と周辺地域上空のドローンの飛行は法律で原則禁止。

ただ侵入を事前に防ぐことは難しい。

第一、今回何が起こったのかを九州電力は把握できていない。

それに新規制基準ではドローンの侵入や攻撃は想定外。

 

ドローンが想定外だったんだとさ。

原発を攻撃するのにドローンを想定していないって

どんだけ呑気なの。

素人でも真っ先に考えることですよ。

(それにチェルノブイリ原発はドローン攻撃されているし)

 

●だったら、テロをしたい人に

禁止だよと言っておけばうまく防げるのだ。

こんな感じかな。

 

●これが原発に対する我が国の安全対策の基本で、

避難計画なんかも、みんなこの発想。

都合よく考えれば都合よく片づく。

 

性善説なのか危機管理能力がないのかアホなのか、

どっちにしても全く頼りにならない。

対策がうまくいったときのことは声高に言うが、

うまくいかなかったときのことは触れない。

あとは想定外にされて責任逃れ。

 

うまくいったときの話なんかどうでもいい。

うまくいかなかったときの対策だけ言ってくれ。        ◢