長嶋茂雄が亡くなってしまった。
大学時代、急に友人たちに誘われて
後楽園球場に長嶋の引退試合を見に行った。 (自慢)
誘ってくれた大阪出身の友人は大の巨人ファンで、
阪神ファンの多い地元で肩身が狭かったらしい。
英語の授業をサボって行ったら、
抜き打ちテストがあって単位を落としたけれど、後悔はない。
英語の先生はアンチ巨人だったのかもしれない。
ダブルヘッダーの第一試合が終わった時に入って、
すぐに満員札止めになったので、ラッキーだった。
外野から内野ギリギリまで移動して、
引退セレモニーもわりと近くで見られた。
「やめないでくれー」と泣き叫ぶ大の大人ファンがそこここにいた。
長嶋の晩年はあまり良い成績ではなかったが、
私たちの子どものころは一番のヒーローだった。
今は読売新聞やナベツネのせいで巨人軍が好きではないが、
息子の一茂は原発反対を言ってくれてるし、
けっこうボンボンのわりとわがままな自由人なので好きだ。
自由人であることで一茂を嫌う人もいる。
自由な生き方をする人をおとしめることで満足するってなんだ。
自分も自由になりたいと思えばいいのに。
生活保護の人が薄給の人より恵まれているからと、
生活保護の受給額を減らせという人がいるが、
人を引きずり落とすより、自分を上げようとなぜ思わないのだろう。
そんなところに行ってしまう感想。 合掌。