●5月30日(金) 日テレニュース から

 

火災が相次いでいる茨城県東海村の東海第二原発で、

30日朝、原子炉建屋内の火災が発生しました。

 火災が発生したのは

再稼働を目指し、安全対策工事が行われている東海第二原発の

原子炉建屋地下1階で、原子炉格納容器から数メートルの場所です。 

 

30日午前10時前、溶接作業中に溶接機のケーブルから発火し、

協力作業員が簡易のスプレー消火器などで消火したということです。 

けが人や放射性物質の漏洩はありませんでした。 

火災の原因は今後、消防と調査を進めるということで、

安全が確認できるまで類似の溶接作業は中断されます。 

 

東海第二原発では2023年度以降、火災が9件相次いでいて、

2月には中央制御室で火災が発生、

自治体から厳重注意を受けていました。

 

(記事は以上)

 

●またしても大ごとの不祥事。

もう末期的であきれるばかり。

満身創痍で救いようがない。

再稼働を断念すべき段階でしょう。

 

●原電は、中央制御室火災の最終報告書を

5月末までに出すといっていましたが、たぶん出せないのでは。

出しても、中身がなくて、県や村に突っ返されるのでは。

 

●那珂市議会で5月29日に

原電が中央制御室の火災の説明をしましたが、

社長がみんなに呼びかけて、一人一人が安全最優先を徹底させる

といった精神論で片付けようとしていました。

小学生の反省会か。

これ以上、対策の立てようがないのだから、潔く廃炉にしなさい

 

●ところで、原子力機構の核燃料サイクル工学研究所(核サ研)でも、

5月23日(金)に火災。

「プルトニウム燃料第三開発室」で、排気室内にある放射性ガスの

検知設備の分電盤内に焦げ跡があったと発表した。

放射線管理区域内で、消防は火災と判断した。

原子力機構では、今後原因を調査していくとのこと。

(茨城新聞から)

 

●火災祭りか。 あっちでもこっちでも、やらかしています。

住民は安心して暮らせませんよ。

原子力関係者はたるみすぎ。 

施設・設備も老朽化して、もはや使い物にならないのです。

安全管理能力が疑われます。

 

 原子炉建屋内の火災  日テレNEWS NNNより   写真は原電提供