西田昌司参議院議員が沖縄問題について

あまりにゆがんだ異常な発言をしたことに対して

5月6日にこのブログに書きました。

その後、そこに追記をしました。

 

ご覧になっていない方に、ここで改めてご案内します。

せやろがいおじさんがYouTubeで発信している内容も

そこに(追記で) 紹介しています。

下に再掲します。

 

 

今回の西田発言が重要なのは、

沖縄が日本の外部(本土が内部)として扱われ、

少なからぬ人に、偏見と差別意識をもって見られている

と思うからです。

(そしてそれは沖縄問題に限らない)

 

もちろん、歴史修正主義者西田の歴史認識がゆがんでいる、

なにも学んでいない、無知で自己中心的で幼児的、

ということが原因ですが、

その根底にある悪意と偏見が重要だと思います。

そしてそういうものの見方が、

悪意を自覚されずに

私たちの日常の中に蔓延していると思うからです。

 

東海村で原発の問題を取り上げていると、

原発推進派の議員から不当に発言を封じられるなど、

さまざまな不本意な扱いを受けてきました。

民主主義とか何とかいう前に、

なにか人間の悪意や傲慢さを意識させられます。

そういうのも西田問題と同じです。

 

女性や少数者が受けるさまざまな差別が、

最近は少しずつ取り上げられてきて、

少し前と比べて

男社会の論理が簡単には通らなくなってきました。

まことに結構なことです。

 

それでもマチズモ(男性優位主義) はまだまだ根強く、

さまざまな理不尽に通底していると感じます。

 

安倍政権下で、

森友、桜を見る会、統一教会そして裏金などの犯罪がはびこり、

未だに何も解決できていないのは、

この社会がそうとう病んでいることのあらわれでしょう。

自公政権やその亜流の政党を支持する人がたくさんいるからです。

 

自民党が昔の大日本帝国にあこがれているのも、マチズモです。

自民党の本質は男性優位主義と女性蔑視といっていいでしょう。

参政党も国民民主党も同じです。

 

世の中の男性優位主義とミソジニー(女性蔑視)が弱まれば、

自民党も、その亜流の党も、弱まっていくと期待できます。

それは住みやすい世の中に近づくことです。

私はそういう偏見がなくなっていくことが

国民の民度が上がることであって、

政治を進めるうえで最も大事な課題だと考えています。

政治は常に国民の監視と批判にさらされていなければなりません。

今その制度は安倍晋三によってガタガタにされてしまいました。

基本は教育です。

だまされない市民になりましょう。