東海村で、令和7年4月から定期接種(65歳の者)として実施される
帯状疱疹ワクチンの接種について、
定期接種の対象とならない方に対しても補助することで、
経済的負担を軽減し、重症化を予防します。
〇対象者 65歳以上のうち定期接種の対象とならない者、および50~64歳の者
〇想定人数 生ワクチン96人、不活化ワクチン384人
〇助成額 生ワクチン4,000円×1回 不活化ワクチン10,000円×2回
〇手続きは保健センター(絆)へ
〇お問い合わせは健康増進課まで
029-282-2797
ところで
上記の表現は、役所が使ったままの表現です。
「65歳の者」といった表現、 「方」や「人」ではなく、「者」と言ってしまう
役人言葉。
昔から引っかかっているのですが、だれも直さないんですね。
別に問題ないと思っているからでしょう。
時代劇調なので、みなのもの、とか、このものたちは、とか、そのほうは、とか、おもてをあげい、といったセリフを、つい思い出してしまいます。
近代になっても、延々と続いているのですね。
役所の「前例踏襲」はものすごくガードが堅いのです。
誰かうんと偉い「者」が言えば変わるのでしょうが、
自分から変えようという「者」は役所にいないのでしょうか。
以前に「者」や「ポンチ絵」という表現について変えたらと執行部に
提案しましたが、 結局変えないということでした。
「ポンチ絵」とはもともとは新聞に用いられていた「風刺漫画」のことを
指しています。
概略図、図、などでいいと思うのですが、もう定着しているのでしょう。
下駄箱に下駄はなく、筆入れに筆はなく、歯磨き粉は粉ではないのに、
こうしたものもなかなか表現を変えるのは難しい、ということでしょう。
こじゃれた横文字にすればよい、というものではありませんが。
しかし、トイレだけは、
雪隠、厠、手水場、はばかり、便所、御不浄、お手洗い、洗面所、WC、
化粧室、レストルーム などと変遷しています。
言葉に一定のマイナスイメージがつくと、別な呼び名に、とくに婉曲な
表現に変えてイメージ一新を図るのですね。
「統一教会」が「世界平和統一家庭連合」に名称を変えて過去の犯罪を
なかったことにしようとするのもその例でしょう。
動力炉核燃料開発事業団(動燃)が、1997年3月11日の再処理工場の火災爆発事故のあと、 核燃料サイクル工学研究所(核サ研)に名称を
変えたのもそうか。
もっとも名前を変えたところで動燃の体質は変わっていないようです。
労働組合員を「非良識派」だとして30年以上も思想調査し、監視し、
昇給差別・人事差別などをして苦しめ続けた労組差別訴訟では、
3月25日の二審判決でも旧動燃側が敗訴してますよ。
訴訟内容を知ると、とんでもない悪質な組織体質だとわかります。