東海第二原発の中央制御室で
2月4日に起こった火災についての続報。
本日 2月5日(水) NHKニュースによれば、
原子力規制委員会の山中伸介委員長は、
「原子炉は停止しているが、非常に重要な施設での火災ということで、
今後どういう原因で火災が生じたかということについては事業者の
報告を待ちたいと思っている。私自身は深刻に捉えている」と答えた。
問 「経年劣化が影響したのでは」
答 「高経年化ということを含めて、全般、なぜこのサイトでこんなに
火災が多いのかということについても含めて、考えないといけない課題だと認識している」
(ニュース引用は以上)
そうなのです。なんでこんなにも火災が頻発するのか。
きのうは老朽化ではないかと書きましたが、この火災の部分は
3.11のあとに新しくしたところらしいです。
だったら、もっと複雑で厄介な事情があるのでは。
原発が稼働中だったら、ケーブルの過電流などで、目の届かない
交換できていない古い劣化したケーブルを発端にして、
取り返しのつかない事故に発展する恐れが、現実味を帯びてきました。
なにしろ40年以上も前のケーブルで交換できていないものがたくさんありますから。
ほかの火災と違って、今回は原発の頭脳部分の火災。
人間でいえば、脳内出血、脳梗塞のような事態です。
これでも大丈夫だ、再発はない、と何を根拠に言えるでしょうか。
やはり、もうダメです。廃炉にしましょう。
こぶし大の炎が上がったあと(茨城新聞から)