2月2日、東海村舟石川コミュニティセンターで
避難計画の学習会を開きました。
講師は東海第二原発運転差止訴訟団の共同代表 大石光伸さん。
内容は、控訴審(現在、東京高裁で係争中)の詳細な報告と
日立市・東海村の避難計画の不備について
ほんとにひどいのは、
日立市はとにかく逃げ道がないこと。
道路が通れなくなったらおしまい。
不安を市に訴えても納得いく説明はありません。
東海村は「避難弱者」が軽視されていること。
どこの誰が逃げられないかという把握がされていません。
事故の時どこにいる誰をどうやってどこに避難させるか、
これがまったく無策です。
住民の命を守るという前提が破綻していて問題だらけ。
それでいて、避難計画はできた、もう付け加えることはない、って何。
来場者が多くて資料がぜんぜん足りなくなりました。
すみません。
ところで、
2月10日に非公開で開かれる県の第2回「茨城県原子力災害時の避難計画に係る検証委員会」では、
住民を無視した、検証不十分な避難計画でいいという結論が用意されているように思います。
ぜひ、第1回検証委員会(24年10月17日)の記録を県のホームページで見てください。
もっともな意見もありますが、ひどい意見が載っていますから。
茨城県原子力災害時の避難計画に係る検証委員会開催結果/茨城県
https://www.pref.ibaraki.jp/bousaikiki/genshi/kikaku/kensyouiinkai/documents/kaisaikekkabessi1.pdf
避難は17万人で済むとか、装置が作動すれば機能すれば大丈夫とか。
作動しないときのことを検証しないで、作動すれば大丈夫って、検証の意味がありません。
こんなことを平気で言うポンコツ委員が重大事項を決めるのか、と危機感を持つでしょう。
そして、これはひどいという意見を
できれば2月7日までに県の原子力対策課にメールで伝えてください。
お願いします。