茨城県常陸大宮市では教育委員会の小野司寿男教育長が、

「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した自由社の歴史と公民の教科書を採択しました。

4月から中学校の各教室で使用されます。

先生方はどんなふうに教えるのでしょう。

 

小野教育長は、鈴木定幸市長から強く言われて、全国で唯一、採択したのです。

鈴木市長は元自民党の県会議員で防衛大学校出身ですから、筋金入りなんでしょう。

私なら、はねつけますけどね。 教育をばかにするなと。

 

NHKニュースでは、

《弁護士や市民の団体は市教委に対し「自虐史観からの脱却を唱え、太平洋戦争における日本の加害責任について曖昧な記述しかしていない。憲法に対する見方があまりにも一面的で教育基本法や学習指導要領に照らしても問題がある」と採択のやり直しなどを求めて文書で抗議しています。》

と報道されました。

 

市長も教育長も歴史観がゆがんでいますが、小野教育長は教育者としてどういう倫理観でこの教科書を採用したのでしょう。