4年生へ 佐藤琴音 | 東海大学男子ラクロス部 -SCEPTERS-

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 平素より東海大学男子ラクロス部へのご支援ご声援、ありがとうございます。

 今シーズン、31期SCEPTERS SPリーダーを務めております、佐藤琴音と申します。



31期のリーグ戦が始まり
初戦の千葉大、2回戦目の農大に勝利し順調に勝ち点を重ねることができました。
そしてリーグ戦も中盤、今シーズンが最後となる4年生に感謝と思いを伝えたいと思います。

拙く長い文章になってしまいますが、最後までお付き合いください。



 4年生とは入学してから3年間最も長くラクロスと学生生活を共にしてきました。
どこまで勝ち進んでも今年中に4年生とのこの生活が終わってしまうと言う事を考えたくもありません。


4年生のシーズンが始まってから感じた事は皆が優しい事。
私たちの学年は言い合いは日常茶飯事。
小学生みたいな喧嘩もします。
そんな3年をミーティングに入れたらまとまりなんて生まれる訳もない。
そんな中でも『下級生の意見を尊重する為にも。』と、沢山夜遅くまでミーティングを行ってくれました。

始動するまでに時間がかかり迷惑をかけてしまったことも、沢山生意気を言って申し訳ない気持ちもいっぱいでした。大変な思いばかりだったと思います。しかし、下の学年の意見を取り入れようと言う4年生の方針は東海にあらゆる部分で新たな基盤を確立したと感じます。

特に菜穂さん、咲希さんは絶対的人数不足の中、TRの上級生がいない分、私たちのほぼ我儘と言える意見も親身に聞いて下さりなるべく取り入れようと努めて下さりました。
本当にありがとうございます。



人の意見を聞いたり、人に教えたり人を叱ったり。自分が一歩大人にならなければいけない。言えば言うほど自分にプレッシャーと責任が生まれ、時には嫌われ。こんなにも面倒臭くて大変な事は無いと3年になり人の上に立つ立場が増えやっと少しずつ理解しはじめた気がします。

叱られると変なプライドが働き納得ができない人。頷けない人。今のチームにも沢山います。私も今でもそんな瞬間が沢山あり、まだまだ幼稚です。


4年生は今までこんな事をしてくれていたのか。
私が4年になったら、そんな難しい事を上手く出来るのだろうか。4年生がいないチームを大切に大好きになれるだろうか。今から不安で苦しいです。

この思いを感じてる今、チームを動かしていると言う事は本当に凄い事なんだと感謝の気持ちが沢山溢れてきます。


スタートから悪い出だしだったラストイヤー。チームを頑張って良くしようと動いてくれたやすさん。
強化部として新しい取り組みも始まり上手くいかない時も諦めずに続けて下さったしみしょうさん、太一さん。悪い所を指摘し、良い所を褒め続けて下さった咲希さん、菜穂さん。他にも沢山相談に乗ってくれたり、チームを盛り上げてくれたり、背中で語ってくれた4年生。
本当に尊敬と感謝でいっぱいです。



楽しい雰囲気と後輩にも優しい4年生。
時にはジョグアウトしない同期、後輩に4年選手が言ってよ!何でアップからダラダラやってるの!もう少ししっかりしてよ!そう思う事もありました。悔しくて愚痴をこぼす事もありました。


それでも優しくて楽しくて苦しい時は寄り添ってくれて。今まで出会った『先輩』と呼べる人達の中で1番悩みを共有して1番話し、嫌な所も面倒臭い所も適当にせずきちんと向き合って関わってきた1番深い関係だったと思います。出会えて幸せです。





沢山の努力を見せてもらいました。
目標に向かって、自分のプライドに懸けて、チームのために努力してる姿は何よりもカッコ良いです。


リーグも残り3試合。少しでも多く1試合でも長く4年生と試合がしたいです。ベンチで一緒に戦える事が楽しくて幸せです。得点して皆で喜ぶ興奮をあと何回も感じたいです。白ポロ着たいです。負けたく無いです。






アップから集中してください。100%でやって下さい。セカンドクロス持ってきてください。決めたセット数以上出ないでください。


この1年間で沢山言いました。
耳にタコだと思われても面倒くさいと思われても今年の自分の使命だと思い、4年生との目標を達成する為に最後まで言い続けます!!



最後に私の今の1番の思いは







4年生と勝ちたい!!!






本当に大変だった1年間。
去年と比べられ周りと比べられ、思うように勝てず辛かった。焦りが止まらなかった。
4年生が1番感じてたと思います。

でも、頑張ってる事は絶対全て身になってます。今年もちゃんと強いです。
勝ちましょう!!!絶対!一部奪還!!



おわり!