引退ブログ 早瀬優 | 東海大学男子ラクロス部 -SCEPTERS-

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引退ブログ



早瀬 優



28期が終わりしばらくが経ち冷静な今だから嘘偽りなくこのブログを書こうと思います。

このブログを読み後輩や同期にどんなに軽蔑されようとも本当に自分が感じたことや考えていた事を書きます。

しかしこのブログで4年間を振り返っていたらきりが無いので去年の入れ替え戦、
11月17日から今年の入れ替え戦、
11月16日までの事を書きます。



去年の入れ替え、武蔵大学に負けて2部残留が決まった11月17日。
あの日、自分達4年生が1年生の頃から目標にしていた日本一という目標が
達成出来なくなってしまった。

試合が終わった瞬間は涙すら出なかった。
ただ呆然としていた、けど先輩が泣いているのを見てあぁ負けたんだと思った。
仲良かった先輩達を勝たせてあげられなかった、1部に上げてあげる事が出来なかった。
来年、絶対に後輩達に自分と同じ思いをさせてやりたく無いと思った。

しかし、次の日からは
「あぁ、もう自分達は一部で試合が出来ないのか、みんなで見た全日のあの舞台には立つ権利すらないのか」
と感じ始めた。
ただその思いだけがずっと続いていた。


少し経ち、自分達の代になり目標を決める事になった。目標はファルコンズに勝って日本一になるという目標になった。
その時はその場のノリに乗せられてワクワクしていた。
しかし、ふと冷静になった時にやっぱり一部で戦えない現実を考えてしまっていた。
例え一部のチームに練習試合で勝ってもそれは自己満であって事実として残るわけではない。
その思いがずっと続いた。
口には出せなかった、みんな前を向いているから口では自分も立ち直ったと言っていてもそうでは無かったと気づいた。


たかやと違いこの1年間ラクロスだけに全てを注ぐことが出来なかった。


一部で戦えない事も影響したが他にも色々原因はあった。寝坊もしたしビフォーにも行ってない、運営も何もやってない。
何を言っても言い訳にしかならないから何も言わない。
この1年間他の同期や後輩のように
熱くなれなかった。
同期は勿論後輩達もチームの為に必死になっていたのに自分は何もやっていない、正直言って情け無い。
かと言って自分から何かをする訳では無かった、何も出来なかった、いやしようとしなかった。
それだけの熱量を持てなかった。
だからせめて試合では結果を出そうと思っていた。それでもリーグ戦ではダメだった。
努力をしていないんだから当たり前。
入れ替え戦で負けた理由も明白、自分みたいなやつがいたから。
そんなチームは勝てる訳がない。


しかし、情け無い事に試合が終わって感じた事は「悔しい」「もっとこのチームでやりたかった」だった。
ちょうど去年の入れ替え戦で自分が感じた事と同じ思いを後輩にさせてしまった。
そんな自分が情けなく、あれだけ何もしてこなかったのにもっとこのチームでラクロスをしていたかったと思ってしまった。
思う権利などないのに。




その気持ちのせいで引退した後も何度か練習に行った、後輩に申し訳ないのともっとこのチームでやりたかったという二つの思いで。


今の三年生以下の後輩はホントに生意気なやつばかり、というか生意気なやつしかいない。
後輩は全員タメ口だし、すぐに先輩をバカにして弄る。
練習の度にライバルだとか言って勝負してくるやつもいるし、シュートをとめる度に嬉しそうにするやつもいる。
でもそういうチームでもっとラクロスがしたかったと引退して初めて思った。
だから後輩にはこれを読んで同じ思いをして欲しくない。来年勝つには俺みたいなやつを作らないこと。色々大変だと思うが、結局はなんとかなる。頑張れ。



4年生の同期には感謝と謝罪しかない。
みんなが大変な時期に運営とかを頑張っていたのに、俺は何もしていなかった。
ホントに申し訳ない。
みんなのおかげでこのチームが無事でラクロスを最後まで出来た。
一年生の頃からの目標である日本一という目標には遠く及ばなかったけど、この同期とラクロスが出来て良かった。ありがとう。


最後に、色々と書いてたらまとまりの無い長い文章になってしまいました。
読んでくださりありがとうございました。
こんなダメな自分だけどこのチームでラクロスをやれた事は間違いなく22年間の中で一番大きな出来事だったことは確かです。
4年間楽しかったです、このチームに入れてよかった。

ありがとうございました!