こんにちは、Irisです。
前回は私にとってのモネ(とくに晩年期)は
海王星の世界観に近いように感じている
ことをお伝えしました
そしてこの記事では、
私がなぜ彼の作品を好むのか
星の観点からもう少しくわしく
見ていけたらと思います
前回の記事はこちら
クロードモネは1840年11月14日(土)に
フランスパリで誕生しました。
そうです、モネは太陽蠍座の男です。
出生時間が分からないので12時生まれと
仮定してみると、月は蟹座27度ですので
実際の生まれ時間次第では月が獅子座に
なります。
モネのチャートを見てみる
モネのチャート見て一番目に感じたのは
:天王星が仕事してるわぁ〜
(金・土頂点のTスクの一角(対岸には火星)
だったり、水星スクエアとか)
(:あと(金星と重なった)土星もけっこうきいてそう)
そして
水星と金星がアウトオブバウンズ
していました。
幼い頃は常に戸外を駆け回り
人がまだ知らない遊びを見つけたり、
10代の頃には独自の感性で風刺画チックな
似顔絵を描いてお小遣い稼ぎしたりして
いました。
その後”ただの印象でしかない”と酷評を
ものともせず、のちに印象派の中心的な
存在になったというのも天王星的だなと
思うのです。
(時代があとからついてきたという意味での
先見性)
そしてチャート上での海王星の出番は
控えめであったこともお伝えしたいと
思います(水星とのセクスタイルのみ)
そんな蠍座の男・モネですが、
11月14日生まれという
既視感のある生まれ日を目にしまして、
:ははーーーん、
そういうことですか、ああそうでしたか
と、すぐにピンときたことがあります。
それは”彼の太陽が私のドラゴンヘッドに
おそらくは緊密にコンジャンクション
しとるな”と。
こちらでも時々
”蠍座の人がなんとなくわかる、
その目で分かる”
だとストーカーまがいの発言を
することがあるのですが、
その蠍座の中でも私のドラゴンヘッドに
相手の太陽が重なる人はとくに不思議と
分かることが多いです(自己申告)
私が歩んできた人生で、蠍座の特定の日付
あたりの人達とのご縁は自身の人生を
変えるきっかけをくれたり、
もっと端的には異性として魅力的に見えたり
同性でも親しくなりたい・深く繋がりたい
という思いが抗えず、
どちらかというと受け身のわたしが(本当?)
自分からアクションを起こしたくなるのが
その度数あたりを太陽に持っている
人たちなのです。
モネとのシナストリー
そして私がモネの作品=彼を好む理由を
探るためシナストリーを確認してみたところ
太陽天王星スクエアからは年端の
いかなかった私が彼の作品を見て
言葉にはできない衝撃を受け、
太陽水星、水星金星コンジャンクション
からは彼の表現=作品がそのまま「わたし」
へと繋がっていくような感覚がときめきとなり、
そして私の12ハウスに月が入っている
ことで彼の作品によって私の潜在意識が
刺激される。
そしてお互い水星がOOBしている。
など、上述以外でも様々と見えてくることが
ありましたが、その中で
私のドラゴンヘッドにモネの太陽
私のディセンダントにモネのドラゴンヘッド
この組み合わせを見たときに、
:ほーー そりゃあ、好きになるさー
そして色んな場面で不思議に再会もするさ
と思うのでした。
・・ドラゴンヘッドは人とのご縁であり、
前世からの繋がりや宿命的な意味を持ちます。
(この場合前世は・・。この世にいない方ですし)
ですので、なぜルノアールでもマネでも
セザンヌでなくモネなのかが分かった
気がしましたし、
内心では”彼が印象派で一番人気だから好き”
なんじゃないかという若干の負い目が
拭えた気もしたのでした。
そしてモネとのシナストリーではありますが、
”本体”ではなく彼が”生み出したもの”を好む
という形でも現れることにも面白味を
感じたのでした。
ですが、改めて思うのです。
”どうして私のドラゴンヘッドはこれほどに
蠍座特定度数に反応しやすいのか”と。
特定度数が気になる理由を
別の角度から探ってみる
その問いの答えの鍵となるものは
ハーフサムにあるかもしれません。
わたしの
太陽/金星=ドラゴンヘッド(=太陽の相手)
ここに現れているのではないかと。
(石川源晃先生は太/金=ヘッドを
”芸術的な社交”と評されています。
ですが、なぜか私はひとり好きのぼっちです)
「愛情軸」と呼ばれる軸にドラゴンヘッド。
愛することや調和を示すと言われる
太陽/金星軸は愛情にまつわることや
魅力そして芸術性も表せそうです。
そこへ私のドラゴンヘッドですので、
私自身が人との関わりの中に喜びや
楽しみがあるともいえるかもしれませんし、
(くどいようですが私はひとり好きのぼっちです)
「愛着を覚える人との繋がり」だったり
「不思議なご縁」さらには
「過去生からの繋がりを感じさせる縁」
として現れることがあるのではないかと
考えます。
ですがもっとシンプルにいうなら
このケースでいうと私の愛情軸にモネの
太陽ですので彼(の作品)に対して強い愛着や
親近感を覚えやすいと表現することが
できそうです。
そしてわたしの
月/金星(=太陽)という別の愛情軸には
モネの水星があることも、
水星=彼の仕事=作品であるとしたら
とても納得のいくものになるのでした。
それから
水星/海王星=モネの水星
木星/海王星=モネの海王星
これらの組み合わせは同天体がかぶる
ものの、一般的な相性としては、
曖昧さや感覚喪失感が表立ちそうな感じが
ありそうですが、
別の角度をもって見てみると
彼の芸術作品に触れることによって
私のイマジネーション力や直感力や
創造力(妄想力)がかきたてるという相性
になるのではないかと考えました。
:モネは置いておくとしても、
人生の節目節目で出会う私のヘッドに
太陽がコンジャンクションの相手。
どうしてコンジャンクションする天体が
月でも金星でもなく太陽なのか。
それは私の場合、その人そのもの(太陽)が
私の人生の道しるべの役割を担ってくれた
からではないかと思うのです。
それが同級生であっても
習い事の師匠であっても
片思いの相手であっても
なぜか仲違いの多い相手であっても
あとから振り返ると、
”あの時の出会いがあったから今がある”と
思えるのです。
ですが、ドラゴンヘッドのご縁を
犬の嗅覚ばりに嗅ぎつけたところで
永遠の愛を誓ったり、
盃を酌み交わす契りの間柄(なんの世界?)
になったり、
何十年も続くズッ友なのか?
というとそうは問屋が下さないようです。
それは
ここに理由の一つに挙げられそうです。
金星/海王星=ドラゴンヘッド
先ほどの太陽/金星が愛情軸であるなら
こちらは「失恋軸」と呼ばれるものに
なります。
つまり私のドラゴンヘッドは
愛情軸と失恋軸のどちらにも接触している
訳です。
この軸は良い側面ではロマンチックさや
豊かな感受性を表しますし、
芸事への強い興味として現れる場合も
ありそうですが、
一方で優柔不断になったり、愛情に対して
過剰に夢を見すぎる(=非現実な愛情)に
なったたり時には怠惰さとして出ることも。。
それがドラゴンヘッドに接触していますので
ヘッド・太陽合の相手と最終的には
何らかの行き違いが起きたり、
失望したり幻滅されたりすることで
疎遠になる場合が多いのかなと感じます。
ですから、
運命的だと感じさせる相手との出会いは、
相手の太陽が”私を導く”という役割を
終えたら、
何らかの出来事が起きて袂を分つことになる
までが一連の流れとして組み込まれているの
かもしれないと馳せてみると、
その太陽の相手との最期は必ずしも
素敵な大団円にはならなかったとしても
感謝すべき大切な存在なのかも
しれないなと思うのでした
・・・
これからもどこかでモネに
関わることにばったり出会うような
気がしてなりません。
そしてその時はきっと私の転機や転換期の
ころなのかもしれないと思うのです。
ありがとうございました