こんにちは、Irisです。
私が絵が下手です。
そして手先もそれほど器用とは
いいがたいものがあります。
(一体何の告白？
）
かつて、まだ我が子が園児だったころ、
何かの集いの中で、イラストを描くという
場面がありまして、大人も子供もめいめいに
絵を描いていましたら、
：わ、カエルですか？
とお隣のママさんに聞かれまして、
：えっと、クマになります。
と答えたとき、彼女がほんの一瞬ですが
衝撃が走った表情をしたのをわたくしは
見逃しませんでした
そして私の渾身のクマのイラストは
カエルにしか見えなかったようで、
のちにその彼女と親しく話すように
なった際に、
「あの絵を見たとき 笑い死ぬかと思った」
という忌憚のない感想をもらいました。
そして、その才能(？)は我が子にもしっかり
引き継がれているようです
私は絵心ナッシングなのですが、
色彩感覚はちょっと変わったものものが
あったようで、
リ◎ちゃん人形よりプロ仕様の
カラーチャートを一日中眺める方が好き
という幼児期を過ごしました。
(色と音に関しては5,6歳くらいまで不思議な感覚が
ありました。今度別の記事にでも書いてみたいと
みたいと思います）
ですので元パリコレモデルのアン◎カさんが
：黒は黒でも100色あるんですという
言葉はウケつつもあながち間違ってない
という感覚なのです。
・・そんなわけで、今回の記事では手先の
器用さだけでなく、何かを創りだすときに
必要となってくる天体のことも交えながら
お伝えしてみたいと思います
器用さと技術力の星：水星
手先の器用さ・技術というと
まず浮かんでくるのが水星になります。
水星は知性やコミュニケーションを担当
しますが、交通機関や流通、神経などの
”張り巡らせること”も管轄しています。
手指にある神経の総量は他の部位と
比べてもとても多いそうです。
また手先の器用な方は神経系の伝達が
うまくいきやすいということもあるようです。
そしてギリシア神話ではヘルメスを水星の
象徴としています
口達者でいたずら好きなヘルメスは、
生まれてすぐにアポロン兄ちゃんの大事な
牛を盗んで激おこ
されます。
そしてなんやらかんやらありまして、
手先の器用なヘルメスは琴を作るのですが、
出来上がった琴の音色があまりに美しく、
その音を聴いた兄が琴を欲しがったため、
それを兄に渡すことで兄弟は仲直りします。
そうしてヘルメスからもらった琴を
アポロンは後生大事にしたのでした。
(アポロンは医術や神託の神だけでなく
”音楽の神様”でもあります
）
・・・だんだん脱線してきたような気が
するのですが、上記も含めても水星は器用さ、
技術力、(そして個人的には音色の一部も)を
担当しているといってもよさそうです
話は戻りますが水星は
双子座
と乙女座
の支配星になります。
じゃあ水星が双子座・乙女座なら器用なのか？
というと、そういう場合もありますが、
そうじゃない場合も少なくなかったり
します
ですが乙女座の場合だと、
緻密さや完璧さが必要なことについて
きっちり仕上げられる＝器用さとして
評価されることがあるのかなと思います。
そして双子座の場合、手先が器用な方も
もちろんいますが、”頭が器用”といいますか、
どうやったらスピーディーかつ飽きずにやって
いけるかといった思考に比重がいきがちかも
しれません。
個人的な感覚としてはサインのみで器用さを
推しはかるとしたら、男性サインより
女性サインの方が多いのかなというフワっと
したものになります
そして器用さや技術力について水星が
関わる場合、
水星のアスペクトが少なからず影響して
いる場合もあるように思います。
たとえば、水星金星の０°・ソフトアスペクト
だと人間関係の潤滑さや円滑さとして出る
場合もありますし、技術を習得することを
楽しめる＝上達が早いという場合もありそう
です。
また水星冥王星のアスペクトだと
集中力があり、一つのことを極めようとする
冥王星の影響力を水星が大きく受け、
とことん深堀りさせたいものが見つかれば
徹底的に取り組むので、技術力も相当につく
アスペクトかもしれません。
また水星が効いているホロスコープを
お持ちの方も、コミュニケーション力や
ビジネスセンスに長けている場合のほかに
器用さが際立つこともありそうです。
(水星が強い場合、神経の過敏さという感じで
出てくることもあります）
ですが、もしもその器用さを生かして
音楽家になりたい、画家になりたい、
料理家になりたい、陶器作家になりたい
書家になりたいなどの夢を抱くとします
そんな夢を叶えるために不可欠な天体、
それは土星です。
技術を習得するためにコツコツ積む継続力
実際のモノや作品として生み出せる具現力
土星は制約やプレッシャー表す天体では
ありますが、この天体を味方に付けられるか
付けられないかで結果が大きく変わってくると
言ってもよいかもしれません。
：OK！わかった〜！水星と土星を味方に
つけるのね。了解！じゃあアート方面の
コンペに出るわ〜
という場合、
海王星の存在を無視する
ことはできないといえそうです。
人の胸を打ったり、琴線に触れるものを
生みだすときには海王星の力というのは
大きなものになります。
海王星は夢見がちだと評されることも
ありますが、 ”人に美しい夢を見せる”ことも
できる天体です。
これはなにも崇高な芸術だけでなく、
ポップスだったり、漫画だったり、小説でも
同じことが言えるように感じます。
あとは天王星の場合だと、幻想さや夢想さは
控えめになりますが、わたしたちが全く
想定できなかった”煌めき”や”唯一無二”さを
生みだす力があり、
海王星とはまた違った意味での”別世界”へ
連れて行ってくれるかもしれません。
そして、
：コツコツ練習するのは得意だけど、
あと何かが足りない気がする・・
：水星はなんとなく発揮してる気が
するけど、一つのことを続けられなくて・・
ということがあったとしても、
トランジットやプログレスなどで
ご自身の”ここをもう少し・・”を後押しして
くれる時期がありますので、その時を有効活用
することで、なりたい自分により近づける
ことも可能になる場合もありそうです
：私の水星はというと、水星が射手です。
その水星は太陽とコンジャンクション、
木星とトライン、
そして土星とセスキコードレイトです。
(海王星はゆるいコンジャンクション）
それがどのハウスで繋がっているのかも
大きいのかもしれませんが、
水星を器用さや技術力として見るとき
この中で私に大きな影響を与えているなと
感じるのは
水星と土星のセスキコードレイトです。
セスキコードレイトとは矯正や困難さなどを
表す135度のハードな方のマイナーアスペクト
になります。
そのためか、これまでも
”初見から器用にこなす・上手い”
という経験がほとんどありません。
それはもう子供の頃からで、
よーいドンで横一列ではじめたとしても、
周りの友達はスイスイできることが
自分にはできない
・・これが子供心に地味にキツかったのを
覚えています。
ですが土星の良いところは
時間をかけられることにあります。
そのため、射手座水星と木星が手を組んで
色々とっ散らかりそうになる頭の中を
(それは今でもそう)律して、
少しでも上達できるように練習したり
工夫したりすることで、
人並みになったものや
気づいたら結構上達していたもの、
そしていまだに下手くそのままのものもある
という私が出来上がりました
という訳で、水星には手先の器用さや
技術力も担当しています。
ですから、この水星のそういった面を
意識して使ってみることで、ご自身の意外な
特技が見つかることもあるかもしれません
ありがとうございました
作品名：ありし日のクマさん 〜追憶〜
(私の絵はいつもだいたいこんな感じ）
