こんにちは、Irisです。
今回はタイトルにあります
ノーアスペクト天体のことについて
お伝えしてみたいと思います
私の周りには太陽や月だけでなく
ノーアスペクト天体を持っている人間が
多いなと思うことがあります
なぜか太陽と月(出生時間が分かる場合)と
水星のノーアスが多いです。
”ノーアスペクト”とは、その天体が他の天体と
メジャーアスペクトをとっていない状態の
ことを指します。
マイナーアスペクトがあればノーアスペクト
ではないという意見もあるようですが、
こちらの記事では、メジャーアスペクトである
0度、180度、90度、120度、60度の
アスペクトを持たない天体のことを
ノーアスペクト天体であると定義して
記していきます
ノーアスペクト天体に想う
ノーアスペクト天体について、
”他の天体の影響を受けないので
天体のエネルギーを純粋に打ち出せる”
または
”他の天体が干渉しないので暴走しやすい
”
などといった表現を目にされることが
あるのではないでしょうか。
これはたとえるなら
ノーアスにおけるニュアンスとは若干
異なりますが、
「小さなことを気にしない
」
という性質に対して、
寛容だととらえる人もいれば
大雑把だととらえる人がいるように、
同じものを見ても、どんな風にとらえて
いるのかという部分もありそうですし、
実際にノーアス天体を持つ身近な人間を
眺めていると、どちらの表現も
その言わんとすることが分かるような
気がなんとなくします。
ですが、
個性が純粋に際立つ・・・うん、分かる
暴走しやすい・・あんまりピンとこない
というのが正直なところ。
それよりも
”暴走”というより、天体を自分で自覚しにくい
ために、そこにあえて意識を強く向かわせる
ことを無意識にやっている。
という変な日本語になってしまいましたが、
”強く意識する”ことを”無意識でしている”
という感じなのかなと考えます。
それがポジティブにもそうでなくても
個性の「突出」へとつながることが
あるのかもしれないと。
ノーアスペクト太陽なら・・
・流動的になりやすい
・やりたいことが決まりにくい
・目立ちたくないのか目立ちたいのか
分からなくなることがある
などといった個性を挙げられるかも
しれません。
太陽とは人生の目的意識であり自分らしさに
なりますので、これを自分で自覚しづらい
ことで、主体性というものを持ちづらい
という部分は否めないかもしれません。
けれども、
太陽は自らで輝くことのできる恒星ですので、
逆にいうと誰にも(他天体から)干渉される
ことなく、好きなように生きることが
できるとも考えることもできます。
：私の周りには男女問わず太陽ノーアスが
多いのですが、男性の場合、自営業や規模の
いかんによらず組織の中心になっている
人が多いです。
それは自分の生き方そのものに対して
自覚しづらいからこそ、個性を発揮できそうだと
思えることに対しては、
持てる力を全力で割り振りたいという風に
出ることで、自分自身の力で人生を切り拓き
たい＝起業するという場合があることが
理由の一つにあるのかもしれません。
(面白いなと思うのが、男性の場合
例外がないといっていいほど若い頃に
職を転々としたり、30代に入るまで現職と
真逆の性質の仕事に就こうと奮闘したり、
最初から順風満帆のケースは少ない
ということです
）
そして女性は人生をのびのびと謳歌している
いるか、ちょっぴり迷いがちであったと
しても、いつの間にかその時の最善の場所へ
到達できているような印象があります。
良い意味での流されやすさといいますか・・
そして、太陽ノーアスの夫に持つ知人や
身近な人たちを見ていて割と共通していそう
だなと思うのが、
◎妻側(太陽ノーアスのパートナー側)が年上
または(orどちらも）
◎外からは一見分からないカカア天下
もしくは手のひらで上手く転がし系
というもの
そして妻側が上手い具合に夫を誘導し、
イニシアティブをとっているように思います。
(太陽ノーアス夫に限らず円満なご夫婦には
こういうカップルが多いのかもしれません）
公の場＝仕事ではワンマンでオレ様だけど、
プライベートでは、パートナーに
さりげなく(ここがミソ)導いてもらうことで
太陽ノーアスペクトのエネルギーを部分的に
昇華させているのかもしれません
そして
ノーアスペクト月なら・・
・感情過多またはあっさりすぎる
・感情に深く踏み込むことが苦手
・男性の場合、母親と縁が薄いことも
などといった個性を挙げられるかも
しれません。
月とは本人の素の状態であり感情であり
無意識の部分を司りますので、
そこの部分を自分で自覚しづらいという
ことは、自分の感情や欲求などを感じづらい
場合があることは否めません。
一方で、月というのはとても微細なアンテナ
機能を搭載していますので、他の天体からの
介入がない分、アンテナの精度が高いままで、
それが直感力として現れることも少なくない
ように感じます。
とくにサイキック能力のようなものを感じ
なかったとしても、微妙な空気の変化を
敏感に察知できるため、気遣い屋さんとして
”かゆいところに手が届く”ならぬ、
これからかゆくなりそうなところに
孫の手をスタンバイさせることができる能力
を発揮させる場合もありそうです
そして私の周りにいる月ノーアスペクトの
男女はこんな感じの人間が多いです。
・いつまでもどこか無邪気さがある
・傷つきやすい
・共感したり優しさを示してくれるけど、
芯のところで人は人、自分は自分
：私の義弟(妹の夫)は月が天秤座でノーアス
なのですが、姉の私がいうのもアレですが、
”うちの妹でよかったん・・？
”
という出来た夫です。
20代前半で妹と出会い、数年の交際を経て
20代半ばという若さ(妹は20代前半、
姉は・・
)で結婚したのですが、
背が高くて、優しくて、顔が整っていて
(私の好みの顔かどうかは置いておいて)、
人当たりがよくて仕事も真面目。
今でもスリムで髪もふさふさです。
そして結婚から20年以上が経ちますが、
シナストリーやコンポジットなどの相性が
良いというのも大きいかもしれませんが、
義弟はずっと妹一筋で夫婦仲も良好です。
彼は月天秤ですので社交的で
物腰がソフトな平和主義者です。
そして太陽は牡牛座ですのでのんびりした
雰囲気と、若干のこだわりの強さ(趣味人)を
感じさせます。
そんな二人なのですが、まだ結婚数年目だった
ころ、
「◎◎くんの気持ちが分からない
本心がどこにあるのか何を考えてるのか
いまだに分からない
自分の気持ちを説明できないって言われた」
と相談されたことがありました。
太・水牡牛座の夫に水・火牡羊座の妹
(そして火・冥がオポ)ですので、
妹が少々(？)激しめに詰め寄ってる姿が
目に浮かぶようなのですが、
月天秤座は、揉めたり嫌われたりする
くらいなら、その場をスッと離れようと
するところがあることに加え、
その月がノーアスペクトになりますので、
場の空気がピリつきだすより前の段階で
ヒートアップしていく妹に反比例するかの
ようにますます冷静になっていったのだと
思われます。
それに加え、おそらく自分の感情そのものが
分かりにくい、気持ちを表現しづらいタイプの
月ノーアスのため、余計にどういう言葉を
発すればよいのか分からず固まってしまった・・
のだと思います。
現在は妹も ”夫はそういうところのある人”
だとして夫を受け入れていて、
よそ見するわけでも、散財するわけでも、
酔っ払って脱ぎ出すこともない夫と
仲良く過ごしているようです
・・・
太陽・月ノーアスペクトに限らず
ノーアス天体は自分では自覚しずらい場合が
割と多そうなのですが、
他者からの印象はむしろ逆と言いますか、
太陽射手座ノーアスなら本人はいたって
真面目なつもりだけど無軌道さやスケール感
を感じさせやすかったり、
月双子座なら自分では”変化や動きが少ない”
と思っていても、周囲からは動いてない時を
見たことないといった印象を受けていたり。
あとは入室しているハウスに関わることに
無自覚に向かっていることもあるかも
しれません。
そしてマイナーアスのあるノーアスと
純粋無垢(言い方あってる？)のノーアス
でもやはり本人の感じ方は異なるように
思うのです。
この辺りはもう少し検証できたらいいなと
思っています
ありがとうございました
