こんにちは、Irisです。
帰省先からこちらへ数日前に戻ってきました。
もともとの帰省の目的は、孫の顔をじいちゃん
ばあちゃんに見せることだったのですが、
”じいちゃん”である父の体調問題が浮上
したため、今後どうするかを話し合うという
方へベクトルが変わったのでした。
ですので、実家に到着するまでは、
(わたし)：シリアスムード満載だったり、
家族の意見が割れたりして険悪な雰囲気に
なったときには・・ドロンしたろ・・
などと、到底長子とは思えない無責任さ
全開で実家の門を叩いたのですが、
拍子抜けするとはこのことかというほどに
あっさりと父の今後についての方向性が
決まったのでした。
(少しでも長生きするための積極的な方法を
用いないこと）
父は一度決めたことはどんなことがあろうと
決して曲げない男です。
ですので、本人が自分の命の終え方は
自分で決めたいと言うのであれば
それに従う以外のすべを持たないのだなと
改めて思う機会となったのでした。
年齢域でいうと天王星期の真ん中あたりに
いる父です。
(いわゆる後期高齢者ってやつです）
彼がまだ若くて勢いのあった頃は
ちっとも家に寄り付かず、家族そっちのけで
自分のやりたいことが最優先でしたので、
わたしは父に遊んでもらったという記憶が
ありません。
元来は筋肉質だった父もここ数年で
マッチ棒のようになってしまいました。。
そんな父は火
と風
エレメントの男です。
10天体のうちの8天体が獅子・天秤座で
構成されています。
太陽をはじめとする水星・土星・冥王星が
獅子、
(出生時間が若干微妙ですがアセン：射手）
金星・火星・木星・海王星・(キロン)が天秤で
天王星が双子。
獅子座と天秤座に天体が寄っていますので
父のネイタルチャートはメジャーアスだと、
セクスタイルが多く、そのほかには太陽を
中心とした小三角とスクエアが一つです。
そして、
10天体のほとんどが火と風エレメントなのに、
月だけが魚座です。
そんな魚座の月に双子座の天王星とで
スクエアになります。
全体的に調和のアスペクトの多いチャートの
中で、このアスはとても目立ちます。
そのため、あくまで父の場合ですが、
月と天王星スクエアの作用は
・人との距離感がちょっと特殊
(誰でも受け入れるけど、誰とも距離をとる）
・へそまがりがすぎる
(でも、肝心なところでは異様に甘え上手）
・安定したらその現状を変えたがる
(結果として変わった生活形態・家族形態に）
こんな感じの性質として現れていたように
思います。
そして以前にもどこかに書いたのですが、
父は変なところで、びっくりするくらいに
勘が働くといいますか、
突然の何の脈略もなくお告げっぽいような、
予言のめいたことを口走ったり、
秘密しにしていることを、あたかもそばで
見てきたかのように、なぜか知ってるという
ことがありました。
それで何が言いたいかというと、
先日の帰省時に、玄関まで出迎えてくれた
父の第一声が、
「おお、よく来たな〜
」
からの
「うわ！いい靴 履いとるなあー」
と私の靴に目をやりながらそう言ったんです。
黒地で小さな金具がついただけの
シンプルなショートブーツです。
それは、私の隠し虎の子(へそくり)をはたいて
手に入れた、大切なときだけに履いている
シューズなのですが、正直いって
ただの黒い靴にしか見えない代物です。
それを父は一瞬で”いい靴”だと見抜き、
さらには皆での食事タイムに唐突に、
「あの靴は・・◯万□千円くらいするんか？」
「買うとき勇気いったか？」
とたずねてくる訳です。
「いやー・・もっとお安かったかなー・・？」
ってごまかしましたけれども、
その金額(税込)はまさかのドンピシャ。
片田舎に住む後期高齢者のおじいさんが、
娘の靴を見て何かを感じ、
その金額と購入したときの気持ちまで
言い当てるという芸当をしでかす・・
そういうところのある父だったことを
思い出したのでした。
父は海王星が強めですが、ライツである月に
緊密なハードアスをもつ天王星の方が出方が
分かりやすいというか、
どちらもピン
とくる系ではありますが、
海王星
：いつの間にか分かってしまう
(対象と一体化することで受け取る感じ）
天王星：直感的なものが降りてくる
(落雷のようなひらめきや、欲しい情報を
無意識に取りにいく感じ）
というものに近いように感じます。
そんな父なのですが、実は3年前にも大病を
患いまして、状態も重かったために
家族もある程度は覚悟をしていたのですが、
運よく復活することができ、現在に至るまで
再発していません。
ですが、今回また新たに病が見つかって
しまいました。
そういった中、父のチャートを確認してみた
のですが、ネイタル太陽とトランジット天王星、
ネイタル天王星にソーラーアーク火星が
オポジションが目立っていたので、
体調の急変といえばそうなのかもしれません、
またミッドポイント(ハーフサム)で確認しても
病気軸にトランジットの土星が接触して
いたのですが、全体的に悲壮感とかお別れ感を
あまり感じさせなかったのに対して、
前回患ったことが発覚した時の
タイミングでのチャートでは、
ネイタル天王星にプログレス火星がぴったり
スクエアで、ネイタル太陽にトランジット
天王星、プログレス火星がスクエアに
なっていたり、
ネイタル海王星にトランジット
天王星、トランジット火星が12ハウスにあって、
そこへ火星・冥王星、土星・太陽が絡み合い、
ミッドポイントでは病気関連の軸に
太陽・冥王星・火星(・金星)がプログレスや
トランジットで直接で接触しており、
それらを併せて鑑みると
あの時、父になにかあったとしてもおかしく
なかったかもしれなかったと感じました。
そしてふと思ったこと。
父が今回の病で積極的に治療をしないと
決めた理由には、
もしかしたら前回の病の時に召されていても
おかしくなかったのに、幸運にも命拾いした。
だから、そこから以降の人生はおまけの時間。
残された時間で、ちょっとだけ家族と
ふれあって、好きなことをしながら命を
全うすること、
それでもう十分だと思ったんじゃないかって。
謎すぎる直感力のある父ですので、
自分の最後の時期もなんとなく分かってる
んじゃないかという気がしてなりません。
あ、今現在は毎食大ライスを平らげるくらい
元気です
あとどれくらい父に時間が残されているか
分かりませんが、これからもちょっと
変わった父のままでいてほしいと願うの
でした。
(いい娘風なことを言えました）
で、話は変わるのですが、
実家に滞在中、ドタキャンになった友人たち
とは別の友人に会うことができました
互いに近況を報告し合いながらも、
話の流れは多感な時期を迎えた彼女の娘の
ことへと焦点が当たっていたこともあり、
もしよかったら娘ちゃんのホロスコープ
見てもいいかな？と申し出ました。
彼女が快諾してくれたため、持参していた
ノートPCを立ち上げて、占星術アプリを
見ながら、会話を続けていたのですが、
パソコンを開いたあたりから
なんとなくなのですが、周りのお客さん
からの妙な視線を感じるのです。
カジュアルで賑やかなカフェだったのですが、
左右のお客さんや店員さんのなんとも
言えないチラ見感が不思議で。。
それで、あとから気付いたのですが、
ファミレスやカフェで
：ノートパソコンを見ながら話す人
：それを食い気味にうんうんと聞いてる人
この図式はちまたでいう勧誘行為・・
もしかしたら、はたから見ると私が彼女へ
何らかの勧誘をしているように見えて
いたのかもしれないなって。
”あの人、こんなところでマ◯チ勧誘してる”
”かわいそうに、、めっちゃ真剣に聞いてるし”
と思われていたのなら納得の
視線だったのでした。
今後外でパソコンを開いで占星術の話を
するときには、パソコンに
「ただいま星占い中」という張り紙を
見えるところに貼っておいたほうが
良いかもしれないと思ったりして。
(いやいや）
・・・
数日前に自宅へ戻りましたが、
本日よりまたしばらく家を空けます。
目的は、
「イルカに乗ったおばさん(心は少年)に
なること」
来月あたまには戻りますので、
帰ってきたらまたどうぞ遊んでください
もしも時間があれば滞在先からも記事を
アップできたらいいなと思います
ありがとうございました
