こんにちは、Irisです。
これまで4回にわたり”忘れられない恋”の
記事をお伝えしておりますが、
今回はちょっと気分転換したく
別の内容を記していきたいと思います
それは占星術で見る「中年の危機」について。
忘れられない(大人の)恋の記事を進行形で
掲載しているにもかかわらず、
それがいまだ未完なのにもかかわらず、
”中年の危機”というワードをぶち込む
あたりに我ながら空気が読めなさを
感じなくもないのですが、
占星術で使われるこの ”中年の危機”という
言葉には前々から少々違和感を感じて
いましたので、そのことも含めて記して
いけたらと思います
中年の危機って？
Q .占星術でいう中年の危機ってあるの？
A .はい、あります。
別名ミッドライフ・クライシスとも言われて
います。なんとも恐ろしげな響きですね。
これは特定の年代の人たちにおとずれる
厄年的な期間だと言われたりします。
・ネイタルの冥王星とトランジットの冥王星
(スクエア)
・ネイタルの海王星とトランジットの海王星
(スクエア)
・ネイタルの天王星とトランジットの天王星
(オポジション）
ご自分のネイタルチャートの
トランスサタニアン(天・海・冥)と、
運行するトラサタがハードアスペクト
(天王星のみオポジション)を形成する
タイミングで、
おおよそ30代後半から40代中ごろの間に
もれなく全員が経験するというもの。
期間中に何が起きるの？
Q .その期間中に何か象徴的な出来事が？
A .はい、あるといえるかもしれません。
ですが、”人による”ところが大きいのも
事実です。しかし全くの無風だった方は
少ないかもしれません。
もう少し具体的にいうと、
冥王星
：
人生の進路変更を余儀なくされる出来事が
起きることがあります。
(転職、大きな引っ越し、結婚・出産、
体調問題など）
海王星
：
”これまでの人生これでよかったのかな・・”
という迷いが出やすくなります。
精神的に不安定になる場合があります。
(実際的な出来事よりもメンタルに影響が
出やすい時期）
天王星
：
冥王星・海王星からの洗礼を経て
最後のダメ押しの時期。
”これでいいのね？大丈夫ね？”という
最後の揺さぶりが起こることがあります。
(その結果として、転職・起業、移住、
パートナーシップの変容）
：この天王星ヒットに土星の
ハーフリターンが重なる方もいます。
そのため、ここが最後の踏ん張りどきに
なりやすいかもしれません
何が起きやすくなるの？
Q .もう少し具体的に何が起きるか
分かりますか？
A .その方のネイタルチャートのバランスにも
よりますが、冥王星・海王星・天王星が
入っているハウスと運行している天体が
いるハウスの象意に関わるなんらかの
出来事が起きる場合があるかもしれません。
【ご参考までに】
1ハウス・・自分自身に関わること
2ハウス・・金銭取得に関わること
3ハウス・・コミュニケーションに関わること
4ハウス・・不動産、結婚に関わること
5ハウス・・自己表現、恋愛に関わること
6ハウス・・労働・健康問題に関わること
7ハウス・・対人関係、契約ごとに関わること
8ハウス・・受け継ぐこと、性に関わること
9ハウス・・遠い場所、専門家に関わること
10ハウス・・社会的役割、功績に関わること
11ハウス・・組織、友人関係に関わること
12ハウス・・精神的なこと、隠していること
なかでもトランスサタニアンの中でも
徹底性や死と再生を司る冥王星からの
洗礼が一番印象深い出来事が起こりやすい
と言われることがあります。
実際にこのタイミングで離職したり、
もともと強くなかった身体部位を
手術することになったり、
辞令が出て遠い場所に赴いたりなど、
人生をガラリと変えるための契機となる
出来事が起こることが少なくないかも
しれません。
ですが、冥王星ヒットのとき、
”あんまり・・あ、そういえば部署異動が
ありました”とか
”そのころ、ズッ友と大げんか
して
数ヶ月のあいだ口を聞きませんでした”とか
”推し活
で貯金が底をついてしまい
ましたが充実していました”
といったように、
”まぁ、、あるっちゃあるけど、ドッカーン
とはきませんでしたと”という場合も。
ですので冥王星がヒットしたからといって
やみくもに怖がる必要はないのかなと
思いますし
もしも印象的な出来事が起きて、凹むことが
あったとしても、その出来事が起爆剤と
なって飛躍することだって結構あります
・・・
そして海王星のヒットでは、
実際の出来事がどうこうというよりも、
自分自身に対する迷いが出やすくなります。
”私の人生ってなんだっけ・・”
”この生き方に自信がない”
答えの見えない問いを自分に延々と
投げかけることが増えますので、
ある意味ではキツい時期といえるかも
しれません。
：私の場合ですが、海王星のヒットが一番
こたえました。以前の記事にも書いたかも
しれませんが、精神的にギリギリだったのを
思い出します
すべてのことに迷い、精神的に不安定になり、
睡眠もおかしくなったり、
甘いもの依存症になったりしたのですが、
一番怖かったのは生まれて初めて幻視体験を
したこと。
いるはずのない人をはっきり目視した気が
したのでした
(幽霊ともちがいます）
これはヤバい・・と、我に返ったタイミングは
私の太陽とスクエア海王星がぴったり重なった
とき。
もともとネイタルで海王星と太陽が重なって
いることと、
それが4ハウスという軸になるハウスに
(アンギュラーハウス：1、4、7、10ハウス）
にあることも影響が大きかった要因の一つ
にあるかもしれません。
ですが、今思うとあの時に迷ったこと、
悩みに悩んだことで、自分がどうありたいのか
どんな風に生きてみたいのかという、
ぼんやりとした輪郭というものを描き、
その理想の種をひっそり心に蒔いた時期に
なったのかなと感じています
・・・
そして、天王星のヒットでは最後の
お試しともいえる時期で、
”そろそろ次のフェーズに進みますよー”
”お忘れものはありませんかー？”
”まだ間に合いますよー”
”え？変わりたくない？
じゃあ天王星発動しまーす”
といった感じで、本当は薄々わかってたけど
もう要らないものを握りしめていたり、
向き合うべきことを避けていた場合には
それらを手放したり、向き合わされることを
促される出来事によって心機一転するという
タイミングになります。
中年の危機っていう言葉に思うこと
30代後半から訪れる占星術の”中年の危機”。
これらの洗礼は足の遅いトラサタが関わり
ますので、同じ学年だと大体同じ時期に
危機を迎えることになります。
当然ではありますが、
一人一人のネイタルチャートが異なるように
出方は千差万別ですし、他の天体との兼ね合い
も大きく影響します。
それでですね。
この”中年の危機”という言葉を見るたびに
実はモヤっていることがありまして、
一言よろしいでしょうか。
(そしてここからが本題だったりします）
”30代後半は中年じゃねぇ！”
(異論は・・認めません
）
30代後半-40代前半に向かって”中年”と
臆面もなく表して許容されるのは
サザ◯さんちのフ◯さんくらいのお母さん
世代までではないかと思うのです。
20歳くらいでお嫁に行って、40代前半で
おばあちゃんになって、60歳くらいには
終活してる時代なら分かりますが、
これからは人生100年超時代、
人生の本番は50代からでも遅くないと
思ってます。
”欲しいものを積極的に獲得していく”という
火星期をほぼまるまる使って、
危機に立ち向かう時期だと発想を転換する
ならば納得できなくもないですが、
わたしのようなガラスのハートの持ち主
ですと、”中年”という言葉に
萎え萎えになりますし、”危機”という言葉には
たいそうな恐怖を覚えますので、
今後は”中年の危機”は、
第三次成長期
もしくは
大人の思春期
と呼ばせていただきたいのですが、
それはそれで若干サムい気もするので
何かいい言葉が浮かばれましたら
ご一報いただけましたら幸いです
「中年」という言葉に反応して、
その言葉に対し物申したいだけのような
記事になってしまいましたが、
”中年の危機”については、またどこか
別の記事にでも記してみたいと思います
ありがとうございました
(次回は忘れられない恋の続きをアップする
予定です）
