こんにちは、Irisです。
今回はトランジットのドラゴンヘッドが
アングル(アセンダント・ディセンダント）に
かかる場合の説明と、
tドラゴンヘッドが小惑星キロンに重なり
そうなタイミングで起きたことについて記して
いきたいと思います
ご参考までに：
唐突ですが、ドラゴンヘッド・テイルって
占星術を使われる方の感性や信念によって
扱われ方がかなり異なるように感じます。
「ノード軸はあくまで計算上のポイント。
多少は考慮に入れるけど・・それよりも
実態のある天体や惑星の方が私たちに現実的な
ことを教えてくれます。は？前世？カルマ？
それを知ったところで意味あるんですか？
」
という現実派の方。
「ノード軸というのは、私たちが輪廻転生を
繰り返しながら持ち越している宿業や、
今生でのお役目、そして魂の意図を探ること
ができます。人とのご縁もノード軸が絡むことで
魂の強い繋がりが分かります。そしてそこには
高次存在
からの意図と神秘性があります」
といったスピリチュアルに寄った感覚の方。
そして、
「まず、ドラゴンヘッド・テイルって名前が
かっこいいよね
高次の存在は分からない
けど、導かれたとしか言えない出来事や、
予想外の人生の流れ、魂が繋がってるとしか
表現できないような相手との出会い、それって
ドラゴンも担当してるんじゃないかな
」
というのがわたくし。
起きた出来事に対して、なんでもかんでも
”運命です”とか”前世からの必要な学びです”
と安易に結びつけることはありませんが、
宿命とか定めとしか言えないような出来事も
確かにあるんじゃないかなというスタンスです。
現実的すぎず、精神的すぎず
いい感じの真ん中でありたいなと思っています。
(突然の所信表明)
それでは本題に入ります。
トランジットのドラゴンヘッドが
アセンダント・ディセンダントに重なるとき
についてお伝えしたいと思います。
アングルとの接触（続き）
ASCヘッド・DSCテイルの場合・・
(アセンダント） (ディセンダント）
自分の世界(ASC)を拡充させていくのに良い
時期で、そうありたいご自分のイメージを
明確に抱けるような出来事が起こりやすく
なります。対人関係も良好になりやすく、
この時期には人気が出やすいため、これまで
秘めていた個性を表に出していくことで
受け入れられやすい時です。(ASCヘッド)
：無名だった俳優さんが映画のヒットで
一躍世間に名前が知られるようになったり、
顔出しせずに匿名で活動していた方が、
こういうタイミングで顔と名前を出したり
することがあります。
一方で他人関係を広げるのにはあまり向く
時期ではありません。新しい人脈をどんどん
作り上げていくというよりも、既知の人との
関係性を深めることに向いています。
(DSCテイル）
：ご自分に脚光が当たりやすくなりますが、
相手やパートナーを表すDSCにドラゴンテイル
となりますので、合コンや初めましての会だと
あまり発展は望めないかもしれません。
DSCヘッド・ASCテイルの場合・・
相手の意見を受け入れることで物事が
スムーズに運びやすくなります。
これから長い付き合いになっていく人との
出会いや、一度疎遠になってしまった人との
再会も期待できます。自分に大きな影響を
与える人との関係性を結ぶときです。
(DSCヘッド）
：結婚につながるような出会いもあれば、
突然このタイミングでお別れをしたという
こともあります。でもその場合は、たいてい
次のもっとふさわしい誰かに出会うために
空きスペースができたと考える方が近いと
思っています。
自分の世界に篭りたくなります。
ですがセルフイメージを大きく変えたり、
自己変容のための言動は、結果につながり
にくいかもしれません。これまで自分で自分を
どう扱ってきたのかを、新しい対人関係や
パートナーシップの構築という場面から
その答え合わせをしていく時期になります。
(ASCテイル)
・・・
ここまでトランジットのドラゴンヘッドと
テイルがアングルに重なった時のご説明に
なります。
ここからは、小惑星キロンとtドラゴンヘッド
についてになります。(また自分語りします
）
小惑星キロンといえば、傷ついたヒーラー
というイケてる別名がついており、
コンプレックスや魂の傷を表したりすると
言われます。
そんなキロン、私のネイタルにあるキロンは
そろそろtドラゴンヘッドが重なります。
その影響を感じ出したのは今年の8月
あたりから。
チャートから近づきつつあるtヘッドを確認
しながらも、”感受点であるドラゴンヘッドと
小惑星が重なったところで・・ねぇ・・”
と
思っていました。
以前の記事にも書いたかもしれませんが、
私は母との間に心理的な葛藤があります。
母が毒親だったかどうかは言及しませんが、
少なくとも私にとっては超楽しかった
子供時代ではなかったと思っていました。
とはいえ、そのことをずっと思い続ける
こともなく小波ときどき大波の感情の日々を
過ごしていました。
ですが、トランジットの冥王星がネイタルの
月を0度で重なり出した頃から、妙に過去の
こと、特に母親とのことが思い出されて、
疼くようになりました。
月といえば安全の欲求であり、純粋な感情
であり、そして庇護してくれる存在である
母親を示します。
そこへ巨大ブルトーザーの冥王星が
オラオラ〜と遠慮もへったくれもなく月へ
乗っかってくるわけです。
超痛いし、超おっかねぇ
そのおかげで何度も風前のともしびのように
なった私の弱々ポイントでしたが、
ガクガク・ヨロヨロになりながらも立ち
上がってきたつもりでいました。
足の遅い冥王星の順行・逆行を経てこの
ヒットは今回の冥王星逆行が最後のダメ押し
タイミングになるのですが、そんな中での
tドラゴンヘッドとキロン。
そしてこのキロン、月とスクエアなのですね。
つまり月という安寧の場所が傷ついている、
家庭環境や母親との間に何らかの問題を
抱えていると見ることもできます。
トランジットの冥王星とネイタルの月、
トランジットのドラゴンヘッドと
ネイタルのキロン。
それはもう否が応でも、そこに焦点が当たる
ようになっているのだなぁ、逃げようとしても
無駄なのだなぁと諦めていたところ、
ひょんな形で、私の心の葛藤が消えたのです。
それはヒプノセラピー。
私事ですが、先日前世療法のプロコースを
無事修了したのですが、修了を前に先生が
皆の前で実技を見せてくださることになり
私へ前世退行療法をしてくださったのです。
約4時間かけて(体感は40分くらい)、
母と接点のあった過去生を確認し、
そこで起きた出来事の意味を探り、記憶に
紐づいた悲しい感情を解放させ、シャバへ
戻ってまいりました。
それが8月31日の魚座満月の日でした。
すんごいデトックスになったなと放心状態
でしたが、
冷静になって考えると、これはまさしく
自分の傷(キロン)を癒してくれる相手(ヘッド)
の後押しによって、自浄作用が起きたと
考えられるのではないかと思うに至りました
自分がもう一段階成長するために、
どうしても対峙しないといけない・・だけど
怖いと逃げ回っていた問題を期せずして
解決の方向へ向かわせることができたのは、
ドラゴンヘッドの導きだったのだろうなぁと
感じる出来事となりました。
tドラゴンヘッドと小惑星のみだと、
もしかすると影響はそれほど感じられないかも
しれませんが、
それがライツや他の重要な場所にある天体と
アスペクトしている場合、影響は決して
小さくないと思います。
・・・不思議なのですが、
その時の前世退行以降、
幼少期の悲しい思い出をどれだけ思い起こしても、
テレビドラマを遠くから見ているような、
自分のことだけど、もう自分のことではない
ような感覚が続いています。いつもなら
泣いてたのに。
という訳でトランジットのドラゴンヘッドに
ついてお伝えしてまいりました。
皆さんのドラゴンは今どのあたりにいますか？
人生の時限装置はそろそろ発動しそうですか？
過去と未来を結ぶドラゴン、少し意識して
みると別の世界が見えてくるかも
しれませんね。
ありがとうございました
