越えない一線
絶対に超えない一線。
一生超えない人もいる一線。
それは話し合って決めるとか、よくよく考えて
超えるか超えないかとか考えない一線。
実現するのは簡単だけど、それは形而下での
はなしで、形而上では最も困難なタスク(こなすべき、というニュアンスは間違っているが)。
もしそれを、ふと、超えたのなら、気づいた時には線の向こう側が元いた場所であったなら、
私はどうするだろうか。あなたはどうするだろうか。
ここ4、5年で、もしかしたら一番の問題ではなかろうかと、胸を突き上げ、嘔吐を誘発する。
もちろんこれは、実際の暗喩であって、恋の話に近い噺だ。