いまも忘れられへん。
崩れていく建物。
避難所の小学校の窓からみえた火の海。
友達たちの姉妹が亡くなったと知ったときのこと。
運動場で同級生が集まって
炊き出しいただいたこと。
あたたかかった。
おいしかった。
尼崎のおっちゃんとイトコが何時間もかけて
自転車で会いに来てくれたこと。
会社の人たちが何回も電話くれてたこと。
だいぶたってから
やっと何時間もかけて
電車と電車を乗り継ぎながら歩きながら
着いた会社で
無事でよかった
て抱きしめてもらったこと。
テレビの安否確認で
友達が探してくれてたよって
親戚が教えてくれたこと。
何日もお風呂に入れてないのを知った両親の友達が
おうちに呼んでくれはったこと。

母が倒れたこと。
友達が姉の変わりに
自分が死ねばよかったと苦しんでいたこと。

なんもかんも忘れられへん。
こどもたちに伝えていかなあかんのやけど
思い出したくない気持ちもある。
なにをどう伝えていけばいいんか...
この子たちが生きてる間は
地震に遭わんかったらいいのに
って心の底から思う。
こんなこと、知らんのが一番ええよ。


だけど
人のあたたかさを知れたのも事実。


大切な人を大切にしたいって思います。

こうして大好きなナカノさんのうた聴けてるんも
生きてるからこそ。
ありがたい。

泣いてても過去には戻られへんから
なるたけ笑って
いまを精一杯
生きていこう。

普通の暮らしができていることに感謝です。