緻究生命論
第4章
第4章
【いのちの産声】
第4章
産声をあげたとき
これまでの命綱であった
胎盤を介して行われていた胎児循環が
停止
そして
肺呼吸が始まる
胎盤との循環で使っていた
さまざま器官が閉鎖し
その痕跡を残す
今度は
自分で自分の栄養素、酸素を取り込み
自分で自分の命を支える
新生児循環が始まる
胎児循環そのものはないが
しっかりと痕跡を
残す
それは
胎児循環がなければ“生まれる”
ができなかった
つまり
生まれるための循環が
いまの自分の命を繋いでいることを指す
胎児循環を受け
いのちの種を使って
次は
自分で軌道を起こし
資とのかけあわせ
(※かけあわせは以後、便宜上【経編:きょうふ】という)
を行い、いのちを支えることができるか?
の新生児循環へ
胎児循環、新生児循環への移行が示すものは
己の循環
つまり
自分のいのちを自分で生み出し廻すのか
である


