小さくて可愛いお店を作りたい | 仕立屋・洋裁教室 十色社 toirosha

仕立屋・洋裁教室 十色社 toirosha

埼玉県春日部市の小さなアトリエで、オーダーメイド仕立服やドレス作りをしています。仕立屋さんの洋裁教室では、少人数制の洋裁レッスンとワークショップを行っています。



小学生のいとこのお姉ちゃんが
小学校休校のため
ばあばの家にお泊まりしている、とのことで
一緒にお泊りしていた長女3歳。

家族でお迎えに行き
集まったいとこたちと遊んできました。
(いとこがいるって楽しいね^ ^
絶対大きくなってから
いい思い出になると思う)



帰り、私のリクエストで
ばあばの家がある足利にある
可愛いパン屋さんに寄りました。


先日長女の七五三で足利に来た時
天気も良くて時間もあったので
お散歩していた時、前を通りかかって。

見た瞬間に
なんて可愛いパン屋さんなの!と思い
その時は予定が詰まってて
お店に入れなかったけど
今回、私のリクエストで
行くことができました^ - ^
わーい♪


3組くらいしか入れない
コンパクトな店内で

奥では少しずつ丁寧に
いろんな種類のパンが焼かれていて

焼き立てパンのいい香りが
お店いっぱいに満ちて
お客さんをあたたかく
包み込む感じ。

焼きあがったものからカウンターに
並べられていく。


小さな店内だけど
お客さんは次々にやってきて
なかなか忙しそう。

そして、並べられたパンは
ひとつひとつに個性があって
どれも本当に美味しそう🥰


店内はお客さんいっぱいだから
外から中をのぞき込む長女。
ちょっとまっててね。


気になるパンを手に持って
2階のイートインスペースで
コーヒーと一緒にみんなで頂きました^ ^


どれも美味しい🥰
娘も可愛い🥰


夫は建築士なので
壁の素材は何でできてる、とか
きっとこういう風に
リフォームしたんじゃないかとか
一緒に素敵なお店に行くと
そのお店の建築について
設計士の視点から色々教えてくれます。


お店の作り方も
ゼロから建物を作る場合もあるけど
こういう個人商店みたいなところは
居抜き物件を見つけたり
元からある物件を
リノベーションしたりすることが多く

初期費用を抑えて最大限に
自分たちの理想の空間を作ろうと
いろんな工夫が見られます。

天井を抜くと空間を
広く演出できる、とか
壁紙やペンキやその素材
元の物件のどこを生かすか
どのディテールにこだわるか、とか

空間作りって本当に奥が深い。


建築だけでなく
インテリアもとっても大事。
勉強することが尽きないねぇ…🤔









昔から時々、白昼夢みたいに
私の中に現れる夢。


小さくて可愛いお店を作りたい。



私がするお店なら
やっぱりお洋服のお店だろう。

昔、街中によくあった
「仕立屋さん」にとっても憧れがあって。

かつて洋服は、今みたいに
既製服が季節ごとにたくさん街に並ぶような
ビジネスが形になるまでは

洋服は、製品を買う、ものではなく
自分の体に合わせて仕立てるものだった。


誰かが誰かのために
ご希望に沿うデザインを一緒に考え
着る人と一緒に作るものだった。


十色社は
その私の夢を形にしたくて
大人かわいい仕立屋さん、というフレーズで
ひとりでコツコツと仕事をし始めた。



不動産って正直すごく難しくて
まだまだそんなに
大きなお金を動かせない私は

短期で場所を借りたり
自宅にお客さまを招いたりして
十色社の活動を少しずつ続けてきました。


まだしばらくはそういう形で
続けて行こうと思っているんだけど


本当はやってみたい。



小さくて可愛いお店を作りたい。



仕立屋さんかな。
オーダーメイドも受けつつ
オリジナルの手作り服も置きたい。
雑貨とか、アクセサリーとか
ぬくもりのある特別なものを置きたい。

奥がアトリエになってたりして
作り手とお客さんが近い
ワクワクするような空間にしたい。


そこで、お店だけじゃなく
ワークショップをしたり
洋裁を教えたり
他にもなにか、人が集まるような
楽しいことができる場にしたい。

欲を言うとカフェもやりたいけど
飲食はそれだけで
ひとつの大仕事になるからなー…。

でも、来てくださった人に
美味しいコーヒーとか可愛いお菓子とか
振る舞いたいなぁ。


洋服を仕立てていて
休憩中に美味しいコーヒーを飲む
っていうのは
私にとって絶対ひつよう。




この小さなパン屋さんの
白くてシンプルな外観に
すっきりした窓と可愛いドア。

その出で立ちが、まるで
私の白昼夢そのままだったので。



こういうお店、大好き。
心から応援したい。
またパン買いに行こう。




そして、私も

小さくて可愛いお店を作りたい。