trek portlandハブ、BBグリスアップ | 東員自転車工房の作業日誌

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ロードにディスクブレーキの先駆けともいえるTREK portlandのハブ、BBグリスアップです。


出た当時はコレ本当に欲しくて、よく大雨の中颯爽と走る姿を想像したものだ。
フルフェンダーを付けて、大雨でなくとも路面が濡れているだけで心が躍るというものだ。
ここから妄想が膨らんで最終的に前輪のみアルミチューブラーという仕様に落ち着いたのだけど、莫大なインスピレーションを得たことは確かだ。


と、そういえばヘッドのグリスアップもしたのだが、まずフォークのガタつきが気になる。
トップキャップを外してみると、アルミコラムのスターファングルナットでコラムが僅かに長すぎてヘッドが締まっていないのが原因だった。
少しだけなのでコラムを削って対処することにする。


これでヘッドが締められるようになった。
前輪をブレーキかけてグイグイしてみるとか、コラムスペーサーが簡単に回ってしまわないかということを点検するといい。


これはトリプルクランクだからだろうか、通常の68mmJISシマノBBに両側スペーサーが入れてある。


BBは特に問題ないが、BBグリスアップなのでカバーを外してコンプレッサで古いグリスを吹き出して新しいグリスに換える。


ボントレガーの700Cディスクホイールでって言うとディスクホイールみたいだけどディスクホイールではない笑。
確かエンド幅はロードと同じ130mmだったような気がする。
これでディスクに対応して700Cって当時はかなり希少なホイールだっただろう。
高粘度のグリスを拭き取り、ナスカグリスでグリスアップする。
完成しました。
これでまたアメニモマケズ走ることができるでしょう!

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あ、そういえば作業場作りをしていたら色々とやりたくなって最近は左官工ばっかりしてます。


裏スペースで土間うちを練習して、小屋スペースの植物を移植して平らにならしたところで、畑の土で地盤が弱いので砕石仕上げの駐車場から固い土を持ってこようと考え・・・


大規模なコンクリート張り工事に発展してもういつ完成するやらです笑。