きものと歌舞伎と浮世絵とわたし

【きもの都粋】池本文香です。おはようございます。明日から本部は夏期休暇。スカートの中にステテコはいて出勤です。

	【都粋オリジナル】ひみつのステテコ（M・L） 3,500円(＋税)

今日はひみつです

さてちかごろ、この↑本を買って眠る前に読んでいます。中でも、歌川国芳の

という絵におもしろさを感じて毎日じっくりと見ちゃうんですが、

「大ぜいの人がよってたかって　とふと　いゝ人をこしらへた とかく人のことハ人にしてもらハねバいゝ人にならぬ」

と書いてあるんだそうです。

「おおぜいの人が」「よってたかって」

「とうとう」いいひとをこしらえた。

という文章、題名とともに、

この洒落がわかるか、という一枚の絵がものすごく好きです。浮世絵好きです。

どっちにも行きたい、と思っていますが、とにもかくにも、まずは歌舞伎。

歌舞伎座にぃ、あ、

いーかーなーくーちゃ！

（

カブキみたいによんでください・笑）

いつもチケットが取りにくい八月歌舞伎ですが、今年は、ほんとにいいお席がまだまだたくさん残ってます。

４部制だから一幕だけでも見やすいし、演目もわかりやすく、たのしめるものだと思います。

歌舞伎をご覧になったことないかた、こんなときだからこそ！ぜひ、前の方に座って

一幕だけでもご体験ください。

先日、猛暑の中、絹の着物でお出かけして、やっぱり、わたしはきものを着るのが好きで止められないと思いました。

こんなすてきな絵画を身につけて歩けるなんて、最高です。

こんなすてきなものを自分で組み合わせて、好きなように着られるなんて最高です。

きもののちからを信じる。

それがわたしの道だとあらためて思った朝でした。

今日もすばらしい一日でありますように。