こんにちは、おぎーです。
今回は、資格試験での勉強で、受かる人と受からない人の特徴?について。
参考にしているのはこの書籍
gigiタンさんも紹介していた、
資格スクウェア代表の鬼頭政人氏の著書
『忙しくても資格試験に受かる人といつも落ちる人の勉強法』
主に司法試験受験者向けに書いてある本ですが、難関資格の一つである税理士試験ではどうか。
当てはめてみたいと思います。
なお、現在税理士試験を勉強中の方がどちらに当てはまっていてもあまり気にせず、ふーんぐらいでいいと思います。
これは、税理士試験を12年間勉強した人間からの観点だと思ってもらうと幸いです^_^
さて、いってみましょう。
①受かる人はヤマを張る
受からない人は全部やる
ヤマを張る人の方が受かりやすく、全部やる人は受からないと行っています。
税理士試験では、例えば消費税の理論でいつもは上位40%ぐらいの方がたまたま本試験直前に読んだ理論が全部問題に出て、理論全部書けましたと。
その結果、その年の消費税は合格して、翌年法人税も同じように勉強したけど結果がでず。
下手にヤマを張って一部の科目が合格できただけに、次以降の税法科目で壁に当たることはよくあります。
ですので、自分としては合格したければ全部やるタイプかなと思います。
②受かる人は半年しかないと思う
受からない人は半年もある思う
これは危機感の問題ですね。
危機感があるから半年前でもあと半年しかないと思い集中して勉強します。
半年もあると思っている方は税理士試験だと、ゴールデンウィークが終わった後(3ヶ月前)に危機感を持ったり、7月に入ってから危機感を持つ人がいます。
ミニ税法や複数年の方が陥りやすいのかなと思います。
③受かる人は過去の自分と戦う
受からない人は他人と戦う
昨日の自分に勝て!ではないですけど、僕も複数年科目で前年A判定で不合格だった場合、去年の本試験の自分より上を目指そうといつも考えていました。
A判定なら恐らくあと2から3点、よくても10点以内の範囲内で不合格だったので、去年の勉強の基盤プラス4点、5点でも多く点数をとって本試験を終えようと思っていました。
ちなみに、教室通学でよくいたのが誰々ちゃんには負けないという人。
負けん気が強いことはいい事ですし、それがプラスに作用するなら良いのですが、結局は自分のための税理士試験なので、誰々に負けないというよりは、自分自身に勝つ方が良い方向、結果になるのかなと思います。
④受かる人は専門学校や講師に頼らない、合格者の体験を鵜呑みにしない
受からない人は専門学校や講師に頼りすぎる、合格体験者を鵜呑みにする
これは人によります。
多くの場合、根本的な勉強方法が間違っている場合もある(勉強方法が独自すぎて、税理士試験を10年間勉強して1科目も受かっていない人もいたりします)、最初の導入部分は専門学校、講師に頼るのが良いかと思います。
ある程度、基礎や基盤ができたら専門学校や講師を疑うこともいい事ですが、右か左か分からないうちは講師を信じてまずは進んでいくべきだと思います。
また、講師と最後まで二人三脚だから合格できましたとの声というかブロガーの人もいます。
必ずしも頼りすぎるから受からないという事はないと思います。
いかがでしょうか?
どちらかというと、著書では受かる傾向にある人と受かりにくい傾向にある人を著者の体験とデータで分けたのかなと思います。
あくまでも自分に合った方法はどちらかという事であって、受からない人の特徴に当てはまったからといって落ち込む必要もないのですね。
でもひとつ言える事は、危機感を持つ事はいい事で、あと今年の税理士試験まで150日をきっています。
直前期に焦って勉強しても、気持ちだけが先行するので、確定申告書時期も終わった今の時期から勉強しない日は作らないなどの自分のルーティンを確立するのが良いかなと思います。
【編集後記】
昨日で確定申告書も無事終わりました。
繁忙期に資格試験(相続アドバイザー3級)の勉強もしていましたが、時間を優先的に作れば仕事以外も案外こなせます。
バタバタはしましたが、またひとつ成長できた時期だったのかなと思います^_^