野村克也氏トークショーが20日都内で開かれました。
昨年末に解離性大動脈瘤を患い
「重病説」があったノムさんですが、
復活から2度目のトークショーで約1時間、笑いをとりながら“野村節”全開のステージとなりました。
冒頭、野村さんは「あ~孫、孫、孫!」と発し、会場を笑顔でいっぱいにする。
復活から2度目のトークショーで約1時間、笑いをとりながら“野村節”全開のステージとなりました。
冒頭、野村さんは「あ~孫、孫、孫!」と発し、会場を笑顔でいっぱいにする。
目の前にいるのは東都大学野球連盟の野球部員、21、22歳の“若い”学生たち。
男子学生は会場で初めて会う野球界のレジェンドを、瞬きすることを忘れるかのようにじっと見つめていた。
アナウンサーがインタビューを始める前に、
「提案があるんだが・・・」と野村さん。
「若い、とはどういうことかわかるか?」
と学生たちに若い意味について考えさせる時間を作った。
自分たちのおかれている状況をまず考えろ!とのこと。
監督としての一言をいただき、学生はすかさずメモをとる。
「夢を持つこと。
きみたちには若さがある。
何が起きるかわからない。
つまり可能性が無限にあるということだ。」
若い、いいな~と笑みを浮かべながら話を進める。
夢を叶えるヒントについてもお聞きすると・・・
夢を叶えるために必要なことは”努力と気づき”
”努力には即効性がない”
「すぐに結果が出ないことに人は長く時間を費やせない。
ただ繰り返し基礎をすることで力がついていく。
だからどんなことも続けること。
そうしたら結果がやってくるんだ、じわ~じわ~っと。」
キャンプで試合前は毎晩 素振りをする選手たちの姿がある。
試合が終わるとその人数は2、3人しかいなかったことを例にあげ、
「あること(目標)を成し遂げた“後”が重要。
当たり前のことを当たり前に継続する。」
と努力の大切さを伝えた。
野球人から社会人になる大学生にとって
重要な”気づき”時間となったに違いない。
インタビュー