今日は午後から大井競馬場を視察。

大井競馬場は東京23区で構成する特別区競馬組合を大株主として運営されていますので、年に一度その運営・財政状況についての説明を受けています。


地方公営ギャンブルは競馬、競輪、競艇、オートレースなどがありますが、何れも非常に厳しい状況にあり、廃止が相次いでいます。

その中で大井競馬は毎年黒字経営を続けており、各区に数千万円の配当金を分配しています。


大井競馬の昨年の馬券売上高は約970億円、その85%はインターネットや場外馬券場での売り上げです。競馬場に来場して馬券を買う人は年々減っているようです。

今日もスタンドは少し寂しい状況でしたが、夕暮れとともに、仕事帰りのサラリーマン等が続々と来場して来ました。

 大井競馬のツィンクル(ナイター)競馬は夕涼みがてらのアベックや家族連れの姿も多く、一昔前の競馬場の雰囲気とは随分様変わりしています。


文京区では、後楽園場外馬券場があり、設置自治体として、JRA(中央競馬)分とともに分配金、交付金 合わせて毎年1億数千万円の収入となっています。