三重県に来ております。

昨年2月に文京区本駒込にオープンした高齢者グループホーム『文京ひかりの里』の運営母体である、桑名市に本部を置くウエルネスグループの各施設を視察しました。


医療、介護、保育等の集中を図り、共生ケア・総合ケアを目指し、幼老総合ケアの実践を進めています。
認知症の老人と、きかん坊の子供が触れあうことにより、相互効果が生まれる との事です。

おばあちゃんが子供たちの宿題をそばで見ることにより、昔、『教育ママ』であつた己を取り戻し、しっかりとして認知症が回復する。
『もっときれいな字を書きなさい』認知症のおばあちゃんたちは、飽きることなく、同じ言葉で繰り返し指導します。保育士では根気が続かないそうです。
子ども達は、知らない昔話を聞き、料理する姿を見て、次第に尊敬の念を抱くようになり、穏やかな性格へと変わっていくそうです。
高齢化社会、核家族化、情操教育、課題が多い中で様々な取り組みが行われています。